nonohagi 月に帰ったうさぎ 今年は、うさぎ年。 飛翔の年ともいわれて、すでに半年が過ぎようとしている。 中学生の時、我が家でうさぎを、飼っていたことがある。 毛並みは白、肌ざわりが良かった。 そのうさぎが、夏の日に、物置から脱走、行方不明になってしまった。 我が家の西... 2024.02.06 nonohagi
nonohagi 海が熱を出している Polar bear on ice floe. Melting iceberg and global warming. Climate change 昨年の夏に襲った殺人的な暑さは、半端ではなかった。 私は、暑さにめっぽう弱い。なのに我が... 2024.01.16 nonohagi
nonohagi 苫小牧日帰り研修 仕事納めで、苫小牧日帰り研修に出かけました。 記念館運営委員4名、役場引率者2名計6名です。 朝8時、新十津川町役場前出発、奈井江砂川インターより、 苫小牧東インターまで、高速乗り継ぎ1時間半。高速降りてから 出光カルチャーパーク内にある、... 2019.11.13 nonohagi
nonohagi 夢でいいから 誰かに呼ばれた気がしたら、地面に鳥影がさした。見上げると、北へ帰る白鳥の群れだった。 全山が笑う春がやってきたというのに、夫はもういない。 夫の死から四十九日が過ぎた。実家の寺に納骨も終えた。生前「俺の骨はずっと家に置いてくれ」が彼の口癖だ... 2018.05.01 nonohagi
nonohagi 父が戦争に行って ◇昭和編◇ 父は二度戦争に行っている。 一度目は、昭和一二年。父二三歳、六人兄弟の末っ子である。母と結婚したものの、わずかひと月足らずで、赤紙(召集令状)がきて、六年も満州(中国東北部)の戦地にいたと聞かされた。残された母(二二歳)は実家に... 2018.04.16 nonohagi
nonohagi 北帰行 袋地沼の春はいそがしい。 この沼に、つかの間の休息にやってくる野鳥たちがいるからである。 新しい季節を告げに、先を急ぐ野鳥たちがくる。 鳥たちは、少しでも良い暮らしをしようと、旅を繰り返す。私たち人間と何ら変わらない。 袋地沼は、石狩川が、... 2018.04.16 nonohagi
nonohagi 生きとし生けるものたち(その2) 豊かな自然に囲まれて 我が家の庭には、いろいろな生き物が遊びにくる。 前庭に短く刈り込んだオンコの樹が何本かある。その樹を伝いながら、雀が年中遊んでいる。 今頃には、オンコの赤い実をついばみ、上空にカラスが飛んでくると、樹の奥の方に逃げ込む... 2018.04.10 nonohagi
nonohagi 生きとし生けるものたち その1 沙羅双樹(さらそうじゅ)の木 沙羅は、私の背丈の半分ほどの若木だった。 母がまだ元気で九〇歳くらいのころ、帯広郊外にある園芸店で、それぞれに買い求めた想い出の樹である。 毎年六月過ぎに丸い実が膨らんで、大きくなり、涼しい白い花をつけ始める。... 2018.04.10 nonohagi
nonohagi 雲の絨毯 果たして雲海は出現するのだろうか。 雲海は湿度が高く、昼夜の気温の差が激しい春と秋の早朝に発生しやすい。 神威岳は、スキー場である。我が家からも見える。冬場ににぎわうスキー場の頂上が、雲海出現スポットになった。東西南北、全方位で雲海がみられ... 2016.10.11 nonohagi