ソーサーを挽く

この記事は約2分で読めます。

新しい先生に手ほどきを受けてから、自信がついたこともありますが、どちらかといえば、その反対の方が多いような気がします。今まで積み重ねてきたことが、ガラガラと音を立てて崩れ落ちるような感覚になりました。

自分の技術の未熟さを感じ、こんなんで展示会なんて出していいんだろうか...と、すっかり自信消失しています。

でも、もう申し込みも済ませたので、体一つで会場入りするわけにはいきません。やれるだけのことはやりましょう。

やるしかありません。はい。

湯呑みばかり持っていく訳にもいかないので、「カップ&ソーサー」を作ろうと思っているんですけど、「ソーサー」をロクロで挽くのは結構難しいと思うんです。深すぎると、取っ手にぶつかってしまうし、浅すぎると口が倒れてしまうこともあります。

なので、カップはロクロで挽いて、ソーサーはタタラで作ってしまうことが多いんです。

「先生、湯呑みは千個ぐらい挽いたので、ソーサーの挽き方を教えてください。」

「千個?千個なんて、挽いたうちに入らないよ。」 バッサリ。

やっぱ、厳しいな...

そんなやり取りをしながらも、きちんと教えてくれます。

見本を挽いてもらいましたが、多めに土取りをして、腰のあたりはかなり厚めにしています。そうしないと広い口を支えきれないですもんね。

先生とおしゃべりしながら、お茶碗なども適当に挽いておきました。ソーサーっていうのは、結構場所取るんですよね。発泡スチロールを何箱も使っています。

SN3J1030

SN3J1029

SN3J1028

タイトルとURLをコピーしました