今日と明日は北海道最大級の陶芸市「えべつやきもの市」です。プロの作品を一気に見ることができるので、陶器好きにはたまらないイベントです。
私の師匠も出店しているので、明日の午後から見に行こうと思っています。金欠なので、あんまり見ない方がいいかもしれないな~。
今日中にやらなければならないことがたくさんあるので、朝から陶芸教室に向かいました。
削りの作業は、粘土の乾燥具合によって大きく左右します。以前は、少し柔らかい状態で小さい「カキべら」を使って削っていましたが、今ではかなり固めに乾燥させたものを、鉄板を曲げただけの「カンナ」を使って削っています。
先週、残しておいたカップ&ソーサーを削り、取っ手を付けていきます。
このぐらいの量でも、1時間ぐらいで終わるようになりました。前なら1日作業だったと思いますが、全体的に効率が上がってきました。軽量土を使っているので、見た目よりも軽い仕上がりになります。
お次は、先週、作っておいたぶどうの葉っぱのお皿です。フチの余分な粘土を落として、滑らかにしておきます。このまま素焼きして、釉薬を掛けていきます。渋い色にしたいな~と思っています。
楕円形の器は、白化粧土を掛けて、粉引きにしていきます。化粧土は粘土の乾燥が進んで、一番強い状態のときに掛けるのがいいそうですが、このタイミングがなかなか難しいんです。
10枚ありますが、外で乾燥させているうちにヒビが入ってくるものがあったり、完全に壊れてしまうものもありました。
結果、7枚だけ残せそうです。うまくいくといいんだけど...
今日、成形が終わったものに関しては、月末の展示会に間に合いそうです。
来週からは、素焼きが終わった作品に釉薬を掛けていきます。
あとは「野となれ山となれ」ですな。