先週、乾燥棚に乗せておいた器たちの素焼きが無事に終わっていました。心配していた花器の乾燥段階でのヒビもなかったようで、すべて生き残りました。これらに釉薬を掛けて、窯入れとなります。
こんな風に組み合わせて使えるようにデザインしました。この台座部分がとても難しくて苦労しましたが、短期間でこれだけできたなと我ながら感心しています。期限が迫ってきた時の集中力というのは、それはもうハンパないんですよ。(笑) この集中力が安定して発揮できればいいんだけどな~。大きさにバラつきがあるので、全部同じではないんですが、組み合わせた時の重さは400gほどでした。釉薬を掛けて本焼きすると、少し重くなるので、500gぐらいでしょうか。重さで精算するので、軽いに越したことはありません。(^^ゞ
ほとんど「白マット」を掛けましたが、何個かだけは「透明+呉須+白萩」の組み合わせにしました。小さい穴は釉薬で埋まってしまう可能性がありますが、蛍手のような雰囲気が出ないかと淡い期待をしているんですが、実績のない期待というのは大抵裏切られますけどね。(笑)
定番の「Yukidoke」シリーズの楕円のお皿は15枚ほどあります。赤粘土に白マットを掛けると、グレーがかった雪解けの色になります。クリスマスに【えびすの仲間達】にプレゼントしたんですけど、使いやすいと喜んでくれました。シンプルで地味ですが、何を乗せても合うし、ちょうどいいサイズで使いやすいんです。
去年、練習した大皿シリーズもやっと本焼きになります。前にうまくいった流れる呉須をイメージしていますが、これがどうもうまくいかんのですよ。「白マット」と「ワラ灰マット」を掛けたものに呉須でラインを入れています。
さらに「白萩」を重ね掛けしておきます。「白萩」は、他の釉薬と合わせると見事に流れていきます。最近は白い器ばかりで面白味に欠けてきましたが、色々試した結果、やはり白で落ち着いてきました。
私の作品で、かなりの数を占めています。採取した粘土を使った器がまだ本焼き待ちの状態です。昨年のうちに釉薬を掛けておいたんですが、ずいぶんかかってますね。どうなるか楽しみです。
素焼きが終わったテラコッタのキャンドルポットたちは、このまま持ち帰ります。すでに行き先が決まっているものもありますが、何点かは3月9日の「手づくりフェスタ in く・る・る」でチャリティ出品する予定です。東日本大震災の義援金として寄付されますので、世のため、人のためになり、私のためにもなりますので、お買い求めいただけると、色んな人が少しだけ幸せになれると思います。
イベントに出品する器たちの準備はこれで完了です。うまく焼けるといいね。
これからは広報活動に専念します!