窯の貸し切り?

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3日ほど猛烈な暑さが続いたと思ったら、その後は一気に涼しくなりました。そして突然雨が降ったりして、とても不安定な空模様の日が続いていて、地球が悲鳴を上げているみたいです。

必要なものはほんの僅かです。気に入ったものを長く使うことは環境にも優しいことなので、私も長く愛用してもらえるものを作っていきたいですね。

気温が高くなってきたので、朝の階段修行ではなくアフターファイブの階段修行をする日が多くなりました。つーか、朝起きれないだけなんだけど。涼しいし、時間を気にせずのんびりできるのがいいですね。777段のうち200段ぐらいは走れるようになりました。(笑)

窯出ししたマグも増えたので、どんどんお披露目しないとね。

今日のマグは、去年から持ち越していた半磁器土に、白御影土、グレー御影土を混ぜた粘土を使ったちょっと大きめサイズです。素焼きが終わってから、呉須で大胆に絵付けをして焼き上げました。粘土のコンディションが悪くて、成形にも削りにもかなり手こずり、悪戦苦闘しながら作りました。こうやってみると悪くないかな~と思うんですけど、腰から下に厚みがありちょっと重いです。広い心で使ってくれる里親さん見つかるといいなぁ~。

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その後はまっすぐサークルに向かいました。「えべつやきもの市」に間に合わせるために、私の都合に合わせて、来月早々に本焼きをしてもらうことにしました。他のメンバーの作品はあまりないので、窯を貸し切る気持ちで作っていきます。時間が限られているので、乾燥が早く、成形しやすい「軽量土」を使ったタタラのお皿を作っていきます。

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去年作った楕円の形のお皿が気に入ったので、7ミリの厚さで量産していきますが、2時間集中してもこれぐらいしかできません。

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本当ならば数日置いた方がいいんですけど、スポンジやなめし皮を使って縁を整えていきます。

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1週間寝かせて、来週は化粧土を掛けていきます。限られたスペースに保管しなければならないので、大きな発泡スチロールに板と支柱を置いて、2段重ねや3段重ねにしておきました。お皿は全部で14枚作ったんですけど、箱3つに入りました。陶芸に限らず何事も準備に始まり片付けに終わりますね。

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窯に詰める作業や温度管理など、これまで全部やってもらっていたんですけど、今回は自分でやることになります。スッカスカの贅沢な窯入れになるかもしれませんが、とてもいい経験になります。いい器たちを生み出せるようにがんばります。

 

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