言霊の木を探しに

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私は活字と数字に弱く、特に長い文章は苦手なので、普段から短い言葉やフレーズを大事にしています。それらを「言霊(ことだま)たち」と呼んでいて、それをデータベース化して、いつでも取り出せるようにしているんですが、会話の中ではその言霊たちを組み合わせながら話をすることが多いです。

今回の個展では、来てくれた人に読み物があったらいいな~と思い、木をスライスしたプレートに言霊たちを印刷した「言霊プレート」を作ってみたんですが、これがとても人気がありました。ぶっちゃけ、キャンドルポットよりも人気があったんじゃないかな~と。(笑)

さらに読むだけではなく、この「言霊プレート」が欲しいというリクエストが沢山ありました。何がブレークするか分からないものですね。

そしたら、今度は木材屋さんとの出会いがあり、それじゃ木から探してみようということになりまして、あれよあれよと話が進み、パジェコでなければ進めないかなりの悪路を走り、現場に連れてきてもらいました。天気も良く、久々のお山の中でテンションMAXでございます。

注意:山や森は誰かの持ち物です。私有地であったり、国有地であったりします。なので、勝手に入って伐採などしてはいけません。

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古い登山靴を持ってきたんですけど、一瞬でこんな状況になりました。洗うのが大変だったので、長靴の方が良かったなと。

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私たちの暮らしの中で、木から作られるものは沢山ありますよね。生活になくてはならないものですが、木を伐採することについては、環境への影響がとても気になります。森がなければ、生態系が壊れていくし、だけど、これだけ便利な世の中になってしまったのに「紙」がなくなったらどうなるのかな?

自然と共存し、いろんな命を犠牲にしながら、生かされているということを常に忘れてはいけないと思っています。

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実際に木を伐採する様子も見せてもらいましたが、大きな重機を手先のように使い、挟んで、カットして・・・という作業があっという間に終わるんです。まるで、映画「トランスフォーマー」の世界でした。人類はすごいものを発明するんだな~と思いました。

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伐採された木にはサイズごとに分けられて、キレイに積み上げられていきます。自然と文明の狭間で複雑な気持ちでしたが、こうやって私たちの暮らしが支えられているんだなと思いました。実際にこうやって現場に来れてとても良かったです。こうした現場では、規格に合わない廃材が沢山出てくるので、そうしたものを有効利用したいと思っています。

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お仕事の邪魔になるので、早々に退散しましたが、途中でホタテを買ってきて、五郎さんにお裾分けしたんですけど、網がなかったので、五郎さんの草刈り機の刃を使いました。(笑)

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五郎さんの木工スイッチも入りっぱなしなので、次のプロジェクトについて打ち合わせしました。面白いことになりそうです。

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