27回目を迎える「えべつやきもの市」に行ってきました。今年は私も出店していますが、他の作家さんの作品を見る方がずっと好きなので、一緒に出店してくれたari*ちゃんに留守番をお願いして、お客さんが落ち着いてきた2日目の夕方の時間帯に1時間ほど会場をグルッと回ってきました。
初日の早い時間帯が一番見応えがありますが、一番忙しい時間帯は自分の店でセールスをしないといけませんからね。やはり、この時間になると全体的に落ち着いてきますね。
今年の出店数は「320」で、顔見知りになった作家さんの所へ挨拶に行ったり、好きな作家さんの作品を撮ったり、ビビッとくるものは、その場でゲットします。
自分が客として来ていた頃は、プロゾーンを隅から隅まで見ていました。作品を見れば作家さんが分かるようなスタイルがはっきり出ている作家さんが好きですね。
気に入った作品があれば、写真撮影の許可をもらって、4~5ショット撮らせてもらいました。全部回りきれなかったし、見つけられなかったところもありましたが、ブログの掲載許可をもらった作家さんと作品を紹介したいと思います。
2_ケイトポムフレット
好きな作家さんを3人挙げるとしたら、やはりケイトさんが一番でしょう。なかなかいいお値段なので、そんなに買えませんが、彼女の新作を手に入れようとするお客さんでいっぱいですね。きっと初日はすごい人だったと思います。
由仁町にあるカフェには何度か訪れていますが、ケイトさんの素敵な作品で美味しいコーヒーやケーキがいただけます。住所などの情報は窯元巡りの中で紹介していますが、5月~10月末頃まで営業しています。
123_沼野陶房
我が家の食器棚の中に最も多く飾られているのが沼野さんの作品です。何年か前は奥様と一緒に「陶房ハレノヒ」で出店されていましたが、最近は別々に出していますね。写真右下のマグが1点だけ残っていたので、ゲットしてきました。
70_アトリエHANA
何年か前にHANAさんの作品を見て、造形のセンスの良さと大胆な絵付けに惚れました。初日の午後からはかなりお客さんが入っていたようで、かなり減っていたように見えました。使っている粘土はさほど変わらないと思いますが、仕上がりがこうも違うんですね。(^^ゞ
185_楽葉窯
今年からなくなってしまった「ふらのクリエイターズマーケット」の実行委員長をされている恒枝さんの作品です。残念ながら8月には富良野を離れて、岡山に移転することが決まりました。備前のお皿はとてもシンプルですが、どんな料理も引き立ててくれる主婦の強い見方です。今後の更なる活躍を期待しています。
136_穂高陶房
ブースの前を通り過ぎようと思ったら、思わず足が止まったのが、こちらの穂高陶房さん。大胆な形の織部と朱の器が素敵すぎて、目がテンになりました。これまで何度も足を運んでいるのに、今まで見たことないと思ったら、今年で3回目の出店になるそうです。去年は見に来なかったし、一昨年は私も出店していたので、見る機会がなかったんですね。長髪で髭が似合うダンディな穂高隆児氏は笠間在住で、料理人から陶芸家へ転向されたようです。
165_STUDIO J-45
ガラスの風鈴の音色に引かれてきたのがこちらです。今年は私も風鈴を作っているので、どんな構造で作っているかが気になりました。陶芸教室はあちこちでやってるんですが、ガラス教室ってなかなかないんですよね。
34_カップコウボウ
以前も紹介したことがありましたが、カップへの情熱が伝わってくる作家さんです。棚が寂しくなっていたので、かなり売れてしまったと思いますが、素敵なカップが沢山あり、すごく手が込んでいるものばかりでした。一目惚れした写真左下のオレンジの縦縞のカップをゲットしました。軽くて薄い仕上がりです。
38_森収吾・由美
こちらも以前何度か紹介したことがありますが、個性的な作風ですぐに彼の作品だと分かる独特の雰囲気があります。左下の猫のマグが可愛くて、少し値下がりしていましたが、すでに2つゲットした後だったので諦めました。
298_ari*
アマチュアブースで一際目立っていたのが私とコラボ出店してくれたari*ちゃんです。今年は沢山のイベントに精力的に出ていますが、アマチュアというレベルの作品ではないです。ものすごく手が込んでいる器ばかりだし、造形のセンスも抜群です。残念なことに窯出しが間に合わず、数はかなり少なかったんですが、シャトルバスを下りたお客さんの多くは、ここで立ち止まって作品を見ていました。
298_I’m
そして、こちらが私のスペース。今年は沢山の風鈴と金曜日に窯出ししたばかりの器たちを沢山持って行きました。風鈴の音色を1つずつ確認して、短冊をじっくり選ぶ人も多かったです。これまでは友達がご祝儀で買ってくれることが多かったので、私のことを知らない人が買ってくれるのがとても嬉しかったです。水切りヨーグルトメーカーの「ミズキレール」はari*ちゃんが買ってくれただけで、他は残ってしまいましたが、アイディアを褒めてくれる人は多かったですね。
今回少し気になったのは、毎年出ているお気に入りの作家さんの姿が見えなかったことです。イベントが重なる時期なので仕方ありませんが、ここに来たら好きな作家さんの作品を見れると思っていたので、ちょっと残念でした。
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