デジタルとアナログの融合

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5連休も残り僅かになりました。今日は朝から陶芸ですが、一日中貸切だったので、Goproで作陶の様子を撮ってみました。Goproで撮影した動画はスマホに転送してそのまま編集できますが、ヘッドストラップをつけて数分間撮りっぱなしにしているので、丸ごと転送するとえらく時間がかかり、バッテリーの消耗が著しいので、適当な部分を5秒にトリミングしてから転送して、その場でムービーまで仕上げています。

今までなら、家に帰ってパソコンに転送してから、編集ソフトで繋げて書き出しという長いプロセスを経ていましたが、粘土いじりしながら、サクッとムービー作って、YouTubeに書き出しできる時代になっているようです。

最近はその日やる作業を決めて、ひたすら同じことを繰り返していますが、今日は絵付けをして釉薬を掛けた後、ロクロも挽いたので、変化があって見やすいと思います。

<音が鳴るので音量に注意してください>

ここから先は私の記録なので、だらだらと長いです。

素焼きが終わった器たちが大量にあったので、状況を把握するために並べてみました。マグは50個超えていますね。(^^ゞ

今回は色見本を兼ねて、3分の1ぐらいに釉薬を掛けていきます。

落款部分には赤い絵の具を塗っておきます。手で触れると絵の具が伸びて、あちこち赤くなってしまいます。教室でメインで使っている信楽土なので、このまま透明の釉薬を掛けると生成り色に焼き上がります。

上信楽と半磁器などの白系の再生粘土を使ったリム皿は底に日々が入ったものもあり、2枚はボツにしました。呉須と絵の具で絵付けをして透明の釉薬を掛けておきます。

息抜きに外の桜を見に行きましょう。気温が高く、一気に桜が咲いてきました。

新十津川町のふるさと公園エリアには、スポーツ施設、温泉、キャンプ場などが併設されています。私が普段作業をしているのは、文化伝習館という施設ですが、陶芸以外に染物や織物体験ができるようになっています。

気を取り直して、マグの番です。こんなに沢山あるので色見本を兼ねて、普段は使わない釉薬を試してみることにします。黄瀬戸化粧土を施したマグはこんな色になっています。

左側のは下半分に織部を掛けて、透明を全体に潜らせたと思います。薬掛けの記録はきちんと残しておかないとすぐに忘れてしまいます。

全体に織部を掛けたり。

左は飴釉、真ん中は伊羅保を下半分掛けたもの。

その後、全体に透明を掛けました。

こちらは、伊羅保、海鼠(濃度が濃すぎてボツにした)、飴釉を全体に掛けました。

これはスポンジで、織部、伊羅保、海鼠、飴釉をポンポンとしたもの。

全体に白萩を潜らせます。白萩は単体で使うと白っぽくなりますが、他の釉薬と掛け合わせるとガラッと変化します。

こちらは化粧土で下絵を描いているので、白萩を単体で使います。

釉薬そのものの色と焼き上がりの色はガラッと変わるので、きちんと記録を撮らないとすぐに分からなくなります。

左は赤い絵の具で絵付けをしたもの、真ん中は呉須で絵付けをしたものです。

全体にワラ灰マットを掛けました。

まだまだ残っていますが、色見本としては十分な量だと思います。窯の半分は埋まっていたので、すぐに本焼きできると思います。

今回残ったのはこのぐらいです。

Youtubeでガストーチバーナーを使ったテクニックを見たので、どうしても試したくなりamazonでゲットしたら、教室にもありました。クレームブリュレでも作ってみようかな。(^^ゞ

ロクロ挽きをしてすぐに弓で面をカットして、化粧土をペタペタと塗り、バーナーで焼いていきます。ブクブクと焦げ目などが出来るまで焼きたかったのに、粘土の表面が一気に乾いてしまって、イメージ通りにはなりませんでした。バーナーを使った意味があまりないかもしれませんが、試作してみようと思います。

粉引き化粧土、茶化粧土、黒化粧土の3種類を使っています。

たっぷり6時間作業して、帰宅しましたが、裏の公園の桜もずいぶんと咲いていました。

日本人は桜が好きと言われますが、桜はあっという間に咲き、あっという間に散ってしまいます。誰かに見られても見られなくても、時期が来れば咲き、そして時期が来れば散っていきます。

日本の四季は本当に美しいと思います。

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