2年ぶり、2回目の出展となった「サッポロモノヴィレッジ」が終了しました。出展しているお店の数を数えてみたところ、約1,000店ありました。お天気にも恵まれて、朝から多くのお客さんが入っていたように思います。
ブースのセッティングやディスプレイについても慣れてきたので、開始1時間前には準備が完了しました。イベントが始まると他の作家さんの所を見に行く時間はないので、オープン前に会場を回り、好きな作家さんに挨拶をすることもできました。
ライトブース(2m×1m)のスペースにぴったり合うように作ってもらった展示台を組み立てて、先週焼き上がった作品をメインに並べていくと、それなりの数になりました。いつも一番沢山作るマグがほとんどなかったんですが、失敗作のマグに多肉植物を寄せ植えしたものがとても好評でした。
アイキャッチ用に作った小人の家もイメージ通りになりました。
お茶碗、小鉢、湯呑み、スープカップ、マグ、ソーサー、豆皿など、大小様々な器を用意することが出来ました。
風鈴は去年作ったものですが、短冊に刻んだ言霊を読んで、音を鳴らす人も多かったです。風鈴の厚さやフォルムによって音は全て違います。北海道で風鈴はあまり馴染みがないと思いますが、カラフルな風鈴が並んでいると目を引くようです。
急遽、五郎さんに作ってもらった棚もフル活用しました。作品を見るときにしゃがまないといけないので、足腰に負担がかかってしまうので、申し訳ないのですが、奥にある在庫に手を伸ばし、ひとつひとつ見比べて厳選する人もいました。
新作がとても好評でした。陶芸をやっている人も多いようで、窯の種類、焼成方法、釉薬の種類など、色々質問されました。
赤粘土・白化粧土・掻き落とし・透明釉・電気窯・酸化焼成です。
難しいことはしていませんが、かつて自分がそうであったように、こうやって質問されるようになったことに驚きです。
午後1時ごろまでがピークでした。すでに半分以上減ったかもしれません。
下の写真はオープン前の様子ですが、全体が見渡せる場所から写真を撮りました。さすがに1,000店舗が集まると圧巻ですね。
ここ最近は、モチベーション向上のために年に2回ほどイベントに出展するようになりました。趣味の範疇でやっていますが、ただ何となく作るよりも、誰かに使ってもらう、見てもらうことを意識して作るだけで仕上がりが格段に違ってきます。
ピアノでもバレエでも何でもそうだと思いますが、習い事をしていると時々「発表会」がありますが、それと同じことだと思います。私にとってイベント出展=発表会なのでしょう。
自分が客として見に行く時は、好きな作家さんの新作をチェックしていました。なので、自分が出展するときもテーマを決めて、新作を作るようにしています。
ロクロ挽きに関しては、かなりスピードが上がってきたので、マグやお茶碗サイズのものなら、短時間で大量に挽けるようになりました。普段使いの器は、かなりお安く提供しています。掻き落としなど装飾に手が掛かるものはそれなりの金額にしています。
これまでは、お友達や職場の同僚が会場まで足を運んでくれて、買ってくれることがほとんどだったのに、今回は80%が新規の方で、そのうち95%が女性でした。私について何の予備知識もなく、作品だけを見て選んでくれたことがとても嬉しかったです。
また来年も同じぐらいの時期ならば、出展したいと思いました。ありがとうございました。(*^^*)
次のイベントは、6月23日~24日(土・日)の「あかびらツクリテフェスタ」に木工作家の五郎さんとコラボ出展します。あと3週間ほどなので、準備期間はほとんどありませんが、アイディアも浮かんできたので、がんばって作りたいと思います。
可愛いお地蔵さんばかり並べているお店もありましたが、私も昔お地蔵さんを作ったことがありました。成形が終わった時点で恐ろしくなり、すぐに壊しました。笑
あれから10年以上経ちましたが、よくここまで続けたなーと思います。