いつも失敗から

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長い冬が終わり、北海道は緑いっぱいの気持ちいい季節になってきました。ブログの更新が半年ぶりになりましたが、すこぶる元気にやっています。ウインターシーズンは平日ナイターを含めて週5回のペースで滑りに行き、大型連休になったGWは8日間、道東の中標津に滞在し、140kmほどのトレッキングをしていました。

5月の北海道で30度を超える日もあり、この先のお天気が心配になりますが、今年もイベントの出展が決まったので、GW明けからは制作に集中しています。作品が出来上がる様子が分かるような記事を書いていこうと思っていましたが、現時点ではほとんど焼き上がっておらず、素焼きと本焼きスタンバイしているものが大量にあります。

というわけで、毎年やらかす失敗の話から書いていこうと思います。

昨年11月24日に一日限りのチャリティアート展を開きましたが、終了後も波に乗っていたような気がしたので、しばらく制作を続けていました。この時、大量に作った「小人の家」が好評だったので、アレンジを加えた夏向けの新作を考えて試作をしていました。

その名も「小人の蚊取り線香」です。実際に蚊取り線香を入れて大きさを確認して、燃焼に必要な酸素が取り込めるよう横にも穴を空けているので、ポプリなどを入れるポットにもいいかなと思っていました。

素焼きが終わった段階では、大小合わせてそれなりの数が揃っていました。   

一般的なサイズの蚊取り線香が入るタイプです。

小さい蚊取り線香が入るタイプも作りました。

焼き上がったのは、2019年に入ってからでしたが、新しく調合してもらった白化粧土の濃度が濃すぎたようで、剥離してしまいました。屋根は半分ぐらい無事でしたが、本体はほぼ全滅でした。

化粧土の失敗はこれまで何度も経験していますが、粘土の状態、化粧土の濃度、天気などで大きく左右されます。屋根はズブッと掛けますが、本体は下半分だけ掛けて、乾燥させてから内側と上を掛けるようにしています。

化粧土は水分を多く含んでいるので、粘土の厚さや乾燥具合によって、こんな風に崩れ落ちることもあります。

底がそのまま落ちてしまったものもありましたが、素焼き前なので、また粘土に戻すことができます。

素焼き後の失敗もありました。後付けしている屋根のキュルンとした部分がポキッと折れていました。これは接着が甘かったのだと思います。

本体は半分以上ボツになり、生き残ったのはこのぐらいでした。屋根と本体の数が合わないので、屋根に合う本体を制作しているところです。(^^ゞ

うまく焼き上がったら、また紹介したいと思います。

2019年も「あかびらツクリテフェスタ」の出展が決まりました。

あかびらツクリテフェスタ | つくるをつなげるイベント

ブース番号 E-6「五郎さんち」

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