こっちが本業ということもあって、パソコンで作るものに関しては、かなりこだわるタイプだし、紙や印刷品質とかには結構うるさい方ですね。ブランドイメージをしっかり確立するため、名刺はもちろん、値札シールなど細かいものまで統一感を持たせるようにしています。値札シールに関しては、過去に作ったものが結構残っていたんですけど、全部処分して、新しいロゴでデザインしたものを作り直すことにしました。
シールの類については、今まで何種類も試してきたんですけど、はがそうとすると糊が器にくっついて、キレイにはがれないものが結構あるんです。少しぬるま湯などにつけておき、洗剤で洗えばキレイに取れるんですけど、やっぱりそれをお客さんにしてもらうのは嫌なんですよね。貼りやすく、キレイに剥がせるのが一番いいんです。
最初から切れ目の入っているシール紙が使いやすく、水に強いタイプならば、雨天時にもにじむ心配はありません。一番使いやすかったのは、A-ONEの水に強いタイプの名前シールでした。はがきサイズに33片のシールがついていて、専用のソフトで印刷すれば、枠に収まるようになっています。ギリギリまでデザインしたので、印刷時にミリ単位の微調整が必要でしたが、小さい枠の中にキレイに収めることができました。あらかじめ金額を印刷したものと、後から自分で記入できるように枠だけのタイプも印刷しておきました。
値札シールをどこに貼ろうかも考えました。手に取らなくても見える場所に貼っている人もいるし、裏に貼る人もいます。両方試してみましたが、すぐに見えるところに貼った方がいいような気がしました。マグは結構個性的な感じだったので目を引くんですが、それ以外のお皿などはシンプルなものばかりなので、さほど特徴がありません。かなり安く設定していたこともあったので、値段を見て即決定という人が多かったように思います。
ほとんど売れ残るだろうと思っていたので、最初のうちは全部に貼ってなかったんですけど、結局、全部に貼ることになりました。フリーカットの安いシール紙も試してみましたが、カットした後で台紙から剥がすのも大変だし、器から剥がすのも大変だったので、完全にダメでした。貼るのも剥がすのもササッとできるものがいいですね。
自分にとっての使いやすさ、相手にとっての使いやすさ、などを考えるようにしています。山歩きをしているときと、車に乗っている時が一番アイディアが浮かんできます。
紙面いっぱいにデザインする時は位置合わせがなかなか難しいです。