あの粘土を削ってみる。

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ひょんなことから、採取した粘土の研究をしています。先週、フルイに掛けた粘土を「もぐさ土」とブレンドして、マグやお茶碗などを挽いておきました。あのフルイに掛ける作業はとにかく地味で、面倒だな~なんて思いながら作業したんですが、いつも使う市販の粘土よりもずっと時間と手間隙を掛けているせいか、回を重ねるごとに思い入れが強くなってきたんです。予想では赤っぽい色になるとみていますが、そもそも成功するかどうかはまだ分からないんです。昨日、先生とブレンドした割合について話をしましたが、もぐさ土の割合が半分ぐらいではダメかもしれない…というような雰囲気でした。市販の粘土の割合を多くすれば安定することはわかりますが、やはり、筆頭株主になるために51%以上は、採取した粘土を入れたいと思いました。

乾燥の具合がちょうど良かったので、ロスなく削れました。薄すぎたらダメかも…と思いましたが、結構薄く削ってしまいました。マグに取っ手を付けて、しばらく養生させてから、乾燥棚に乗せます。

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ひっくり返すとこんな感じです。石が入っていて、御影っぽいです。自分の中では、大成功すると思っていますが、人生はそんなに甘くないかもね。(笑)他の方の作品に迷惑が掛からないように、窯の下段で焼いてもらうことにします。

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先週、もぐさ土のみでも挽いてみましたが、こちらは乾燥があまり進んでいなくて、失敗の連続でした。もう一週寝かせれば良かったんですけどね。この粘土は削りのタイミングが難しいかも。

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うまくいったのは2点だけです。お茶碗と微妙なフォルムの小皿です。初めて使う粘土なので、どんな色になるのか楽しみです。

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引き続き、詳しい方からのアドバイスなどいただけると助かります。

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