ご挨拶が遅くなりましたが、11月24日に4年ぶりとなる個展「山と言霊~ホビットの世界~」が無事に終了しました。当日搬入し、その日のうちに撤収することにしていたので、朝から慌しく、あっという間に終わりました。陶芸作品に関しては、1週間前までに窯出しが終わっていたので割と余裕がありましたが、それ以外の細かな準備が当日朝まで続きました。本番までの一週間はほとんど寝ていなかったと思います。(^^ゞ
写真を撮る余裕が全くなかったので、参加された方から頂いた写真を見ながら振り返ってみます。
今年は初雪が遅く、数日前までは路面も走りやすい状況でしたが、前日夜から雪が降り始め、当日は大荒れの空模様にも関わらず、何百キロも離れたところから来てくれた方も多かったです。
ニュージーランドでとてもいいインスピレーションが得られたこともあり、帰国してすぐに個展の全体的なイメージが湧いてきたので、開催日と会場については、6月上旬には決めていました。
陶芸に関しては最低でも2ヶ月前から準備をしないと間に合わないので、9月15日頃から本格的に準備を始め、最終的に小人の家は84棟、マグは103個出来上がりました。日数にすると17日間(約100時間)の作業でしたが、真面目に続けているとロクロの腕も上がってくるし、作業効率も良くなります。仕上げの雑な感じは否めませんが、数だけは作れたと思います。
さらに、これまでに撮ったお気に入りの写真に言霊を乗せて63枚を展示しました。大きくプリントした写真ではなく、2Lサイズにこだわったのにも理由がありますが、それについては後日書きたいと思います。
展示する作品の数については、予定よりも多く準備でき、会場のスペースに見合う分は用意できたと思います。写真に言霊を乗せているので、1枚ずつじっくりと眺める人も多かったです。
この日は海外のトレッキングの写真を紹介するスライドトークを3回行いました。今年歩いたニュージーランドのトレッキングの話がメインでしたが、肝心のスライドショーの準備が間に合わなくて、ぶっつけ本番になってしまいました。パソコンで作るものは一番得意な所ですが、他のことよりも後回しになってしまう分、間に合わないこともしばしばあります。やり直せるなら、もう一度と思っています。(^^ゞ
関係者を合わせて、80名の方が参加してくれました。
イメージに合う展示台を作ってくれた五郎さん、美味しいパンを届けてくれたしーちゃん、朝から晩までサポートしてくれたえびすの愉快な仲間たち、チャリティ協賛してくれたワイルドハート但野さん、私の我侭な焼成サイクルに協力してくれた新十津川町文化伝習館の方々と清水先生、カフェサービスまでお手伝いしてくれた太郎吉蔵事務局矢口さん、そして、来場していただいた方々。
本当にありがとうございました。\(^▽^)/
最初から最後までバタバタしていましたが、良くも悪くも私らしいイベントになったと思います。あと3回ぐらいやったら、もう少し上手くなると思います。
すでに来年のテーマは決めているので、試作品の制作に取り掛かっているし、展示会の話などもいただくようになりました。これからも私の感じた世界を私らしくぼちぼち表現していきたいと思います。
お預かりした入場料は、北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町へ、全額送金いたしました。目標の10万円には届きませんでしたが、少しでも役に立ててもらえればと思います。
個展開催までの準備や当日行ったアンケート結果なども報告していきますので、また覗きに来て下さい。