2年ほど前からヨーグルトメーカーの「ヨーグルティア」を使うようになりましたが、それからずっとヨーグルト生活が続いています。だいたい朝に食べるようにしていますが、ヨーグルトパックも良さそうなので、顔にも塗りたくっています。
食べることにさほど関心がないタイプですが、歳を取るにつれて代謝が悪くなり、ここ数年で体重がどんどん増えてきました。脂肪分の高い牛乳を使うととても美味しいヨーグルトが出来ますが、やはり気になるのはお腹まわりの余分なお肉ちゃん。毎年1kgずつ緩やかに太ってきたし、山の計画もあるので、内側から絞ってみようと思い、最近は「豆乳ヨーグルト」を作るようになりました。
市販のヨーグルトを種菌にしてもいいのですが、今回は「玄米」を使って、種菌から作ってみることにしました。少し作るのも面倒なので、たっぷり1,000ccでいきました。
玄米は研がずに炊けるタイプのものを使いましたが、熱湯消毒した容器に「大さじ3杯」ほど入れて、常温にした「無調整豆乳」をゆっくり混ぜていきます。温度は「36℃で9時間」と書いてあるレシピを参考にしましたが、この温度と時間では全く固まらず、さらに37℃にして「2時間」、それでもダメで、さらに「4時間」置いたところ、過発酵することもなくうまくいったように思います。冷蔵庫で冷やして、食べてみましたが、酸味もあって悪くないと思いました。
しかし、豆乳ヨーグルトを食べたことがないので、この味でいいのかどうかもわからなかったので、市販のヨーグルトを食べてみました。市販のものは糖分が入って、食べやすく調整しているので、とても美味しいんですよね。普通のヨーグルトと同じような感じでした。私の作ったのはちょっと豆乳っぽさが強すぎるような気がしました。甘みも欲しいので、たっぷりフルーツにかけたり、黒蜜を乗せたりしています。
この手作りヨーグルトを種菌にして、豆乳のメーカーを変えたりして、色々試しているところです。普通のヨーグルトを作るのと同じ「40℃で6時間」でうまく豆乳ヨーグルトができました。
豆乳ヨーグルトは、悪玉コレステロールの減少に効果があるようです。3月下旬に健康診断があるので、結果が楽しみです。
安い時は5千円台で買えていたヨーグルティアが値上がりしています。amazonよりもオフィシャルのオンラインショップの方が安いと思います。
発酵食品試作報告書では、ユーザーの研究結果がデータベース化されていて、参考になります。
2016年2月29日追記
最初に作った種菌を使って、2種類のメーカーの無調整豆乳でヨーグルトを作ってみましたが、出来上がったヨーグルトの表面が薄いピンク色になったものがありました。この現象は豆乳ヨーグルトでは時々あるようですが、考えられる原因は2つあるようです。
原因1.何らかの雑菌やカビが入ってしまったり、容器の消毒が不十分でなかった時。
→腐敗臭がしなければ、食べても問題ないようですが、明らかに酷い異臭がする場合などは、食べずに廃棄した方がよさそうです。
原因2.一部の豆乳に含まれているアントシアニンが溶出したもの。
→通常のヨーグルトと同じようにおかしな臭いがなければ、そのまま食べても大丈夫のようです。
2回ずつ試しましたが、ピンク色になるのは同じメーカーのものだったので、2番目の原因が考えられると思います。臭いも味も問題ないので、そのまま食べていますが、2種類を比べてみると、なめからかさも違いますね。下の写真の右の方がピンク色になったものです。