再生粘土の取り扱い

この記事は約3分で読めます。

7月8日~9日の「えべつやきもの市」に向けて、ラストスパートをかけています。私のような窯を持っていない週末陶芸家の場合、2週間前に何か作り始めても間に合わないと思いますが、新作を期待して来てくれるお客さんがいるかもしれません。いや、いないけどね。(^^ゞ

今年も風鈴を少し作っていますが、舌(ぜつ)の在庫がなかったので、いくつか作っておきました。風鈴の作り方を調べてこのブログに辿り着く人も多いようですが、カラフルな風鈴をいくつか展示していると見栄えもいいし、陶器の風鈴はなかなか良い音がします。

先週挽いておいたマグを削り、取っ手を付けようと作業をしていると、口にパリッとヒビが入りました。粘土はまだ硬くなっているわけではないんですが、どうも伸びが悪いような気がします。

再生した粘土だからなのか、扱い方が荒いからなのか・・・しかも、この粘土が何の粘土かわかりません。真っ白なので、上信楽土か半磁器土、あるいはそれらのミックスなんですが、再生して保管するときに袋に書いておかないと絶対に分からなくなります。

1つだけではなかったので、もう少し寝かしてから使った方がよかったかもしれません。ドベで補強しても乾燥させる過程でヒビが広がると思います。この段階でダメなものを無理に先に進めてもいいことはないので、壊してしまいました。

全部で13個ありましたが、削りで2個失敗し、取っ手付けで3個失敗しました。歩留まり悪すぎですね。

残りは8個になりました。義父に7個頼まれているので、何とか間に合いそうです。

先週一緒に挽いておいた大きめの器は高台を削り、適当に鎬(しのぎ)を入れて、プランターにしました。ヘンテコなプランターでもお花を入れるとすごく良くなるんです。

底に穴を3箇所開けてあります。鎬を入れるのは軽量化のためでもありますが、使う釉薬によっては濃淡が出てくるので、変化があって雰囲気もよくなります。

節約生活実施中なので、お昼はお弁当持参です。コンビニはとても便利ですけど、おにぎりやパンだけだとバランスが悪くなるし、バランスを良くしようとすると高くつくので、晩御飯の残りとか適当に詰めてくれば何とかなります。

これから作るものは、えべつやきもの市に間に合わないと思いますが、できることはやっておこうと、色んな粘土で挽いておきました。カップ&ソーサーや飯碗、リム皿、プランターなど、明日中に削り終われば、ひょっとしたら間に合うかもしれないので、このまま棚に乗せて急速乾燥させておきます。

たっぷり6時間作業しました。素焼きが終わっている器たちは、家で絵付けを済ませてこようと持ち帰りました。

その後は、滝川市内で行われていた生け花の展示会を見てきました。日本の和の文化って本当に素晴らしいと思いますが、生け花は無駄なものを極限まで削り落とす引き算の世界だなーと思います。私のような隙間恐怖症には程遠い世界ですが、花器の参考になるので、タイミングが合うときには見に行くようにしています。

お友達も出瓶していました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました