3月のイベントに向けて、水面下で準備を進めているんですが、時間がかかる細かな作業は持ち帰って作業しています。2週間前に削り終わった器たちに穴を開けたり、ちょっと細工を加えておきました。今回のポットは本焼きまでするので、釉薬で穴が塞がらないように大きめにして、穴の数も控えめにしています。
3種類のパーツがありますが「お花をアレンジするための花器」と「アロマポット(キャンドルポット)」と「エッセンシャルオイルを入れるためのお皿」になります。バラバラでも使えるし、セットでも使えるように考えてみました。
最低10セットは揃えようと思っていたんですけど、何とかそれなりの数になりましたが、ここから素焼きまでの間に大きな試練があります。
下の写真の花器、前回試作品として作っておいたものですが、乾燥段階でヒビが入りました。(^▽^;) ヒビが入る一番の原因は、粘土の厚みが均等でないことだと思います。厚みが違うと、乾燥のスピードも違ってきます。薄いところが先に乾いて、厚い部分にひっぱられてヒビが入るといった具合です。乾燥させるまでの時間も関係あると思います。削り終わった後ですぐに乾燥棚に乗せてしまうと、急速に乾燥が進んでしまうので、ビニールや新聞などで覆って、ゆっくりじっくり乾燥させるのがいいですね。まだ素焼き前なので、粉々に壊して粘土に再生します。
試作はこれしかないのにボツになって、いきなり本番って大丈夫なんだろうか…と一抹の不安を抱えながらも、これから何をしてももう間に合わないので、先に進むしかありません。
今日は特に急いでいる作業はないので、残っている「テラコッタ粘土」があるので、何か挽いておきましょう。これから作るものが焼き上がるのは、2~3ヶ月後になると思います。キャンドルポットプロジェクトも終わるので、植木鉢にしようかな~。化粧土で掻き落とすのも可愛いかも。
こちらは「もぐさ土」に「オリジナル粘土」がほんの少しだけブレンドされた粘土です。大きめのお茶碗を挽いておきました。この粘土を使った器も焼き上がっているんですけど、キレイな白が出ています。
新作もたくさん焼き上がったので、近いうちにお披露目しますね。