上は開いて、横はまっすぐ。

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10月に入り、今年も残り3ヶ月を切りました。天気がよければ、明日、早起きして旭岳か雌阿寒岳あたりに登ろうと思っていましたが、2日とも雨予報なので諦めました。

山は逃げません。またの機会にしましょう。

今日は先生の手ほどきが受けられるので、少し早めに教室に行き、2週間前に挽いておいた湯呑みを削っておきました。湯呑みの削りは、「30秒」が目標です。底を平らに削って、高台の脇を削り、高台の内側を削るだけです。各工程10秒でできればいいんですが、勿論そんなことにはならないです。

「もう少し、削った方がいいんじゃないか...」って考えているうちに、どんどん高台はなくなり、腰は落としすぎで、底が薄くなってしまいます。結局のところ、削り落とす部分が最小になるように、最初から挽けばいいんですが、まだまだ遠い先の話ですわ。ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

7個のうち4個残そうかと思って、写真を撮ってみたものの...結局、お茶はペットボトルで飲んでることに気づき、すべて破壊しました。再生可能な今のうちに、土に戻した方が地球に優しいんです。

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そして、今日もまた「湯呑み」を挽きます。粘土は15キロぐらい用意していますが、今は「精度を上げる」ことを意識しています。同じ大きさで引き、牛ベラを使って内側の処理がきちんとできるようにひたすら練習します。 かなり早い段階で、先生のOKがもらえたものがありました。これ以上のものは挽けないと予想され...(^▽^;)

「キーッ!!」となりながら、挽き続けること1時間...20個ほど残すことにしましたが、合格点をもらえたのは全体を通して「2個」でした...( ´△`)アァ- 打率1割か...3割はいきたいところだな~。

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私が思うに、先生はその日1つだけ「貴重なアドバイス」を遺します。1つしか覚えていないだけかもしれません。

今日の言葉は、湯呑みの「口」を皮で整えている時に出ました。

「口は上から見て開いていて、横から見てまっすぐになるように」

湯呑みやコーヒーカップなど、直接、口が触れる器というのは、「口当たり」が重要です。

ほどよい「厚み」と「反り」があると、ちょうど唇が触れたときに心地よい感触になります。

薄すぎても、厚すぎてもダメなんです。

まだ、湯呑みから卒業できないな。 ぼちぼち、がんばりま~す。

 

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