私との付き合いが長い人は、よく知っていることですが、私には色んなスイッチが内蔵されていて、季節の移り変わりと共に切り替わるようになっています。自分では制御できませんが、カチッと音がしたかと思うほど、オンとオフをハッキリ感じることもあります。(^^ゞ
スイッチが切れるとそれまでの情熱が嘘のように、全く興味がなくなります。冬の間、パウダースイッチが入っているときは「二度と陶芸やらないかも・・・」と思うこともありましたが、雪が悪くなってくると気持ちはゆっくりと下りてきて、今は制作活動に集中しています。ちょうど週末の天気が思わしくない日も多いので、拍車がかかっている感じです。
時々、私の器を気に入って、オーダーしてくれる人もいるんですが、大きさや色などを指定されるとプレッシャーを感じて、自由にロクロを挽けなくなるので、今ではオーダーはほとんど引き受けなくなりました。しか~し、自分の作ろうと思っているものと同じ粘土を使うもので、スイッチが入っている時ならば、一緒に作ることができます。
「タイミング」というのは、とても重要だと思います。何か行動を起こそうと思ったとき、きっかけとなる出来事があったり、背中を押してくれる人に出会うことがあります。反対に、流れを妨げるような事があるときは、止めた方がいいという合図だと感じることもあります。いい波が来たら乗り、そうでなければ、今の場所に留まるようにしています。
今日は先週オーダーされたフリーカップを作っていきますが、使っている粘土は「上信楽土」でした。少し前に「半磁器土」で取っ手が付かなくて苦戦したので、半磁器よりも扱いやすいこの粘土を仕入れようかと思っていたので、ちょうどいいタイミングで、背中を押してくれました。これで20kgありますが、調子のいい時は2時間で挽き終わります。
結果、そんなに上手くいくことはなくて、半分ほど挽きました。久々に花器を作ってみようかと思って試してみましたが、全然できないんです。私にはまだ早いのでしょう。
ロクロ目を意識して付けてみました。絵付けなどの装飾をする場合は、ロクロ目がない方がいいと思いますが、手作りっぽさが出るので私は好きですね。
最近、パン作りに目覚めたので、お弁当のバリエーションが広がってきました。ダイエット&野菜不足を補うために作っている野菜スープとパン、飲み物は甘酒にしています。パンが作れるようになると、アレンジができていいんですよね。登山の行動食によさそうな高カロリーのパンを研究中です。米麹とうるち米で作っている甘酒も美容と栄養補給にとてもいいですね。
午後からは、先週挽いておいたテラコッタの鉢を削ります。料理に使えるハーブを育ててみたいと思っています。
ロス無く削れました。次回、穴を空けて仕上げていきます。