悪い癖

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昨日作っておいたタタラのお皿を仕上げました。縁のガタガタしている所をカンナで削り、スポンジと皮で整えます。 削りは半乾きで行いますが、この乾燥のタイミングが重要です。タタラの場合はそれほどシビアではありませんが、あまり柔らかいと粘土の重みで、形が変わってしまいます。 お皿を作るときは、それなりに重ねられることを意識していますが、まぁ、それなりです。不器用だし、飽きっぽいので、あまり得意な作業ではありませんが、マグやお茶碗よりも需要があり、作ってもすぐに里親が見つかります。真ん中にある楕円のお皿の大きさは一番人気があるかもしれません。ほどよい深さがあり、小さすぎず大きすぎない大きさで、シンプルな色です。

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残った時間で、ロクロを挽きました。湯呑みサイズならば、三手ほどで目標の高さまで上げられるようになりましたが、その後、牛ベラで内側を何度も撫でたり、真っ直ぐにするために外側から、包み込んでみたりと、何かといじりすぎるようになりました。これはとても悪い癖ですね。外から力を掛けると、内側にはシワができてしまうし、手をかける回数が増えると、粘土が弱くなりコシがなくなってしまいます。分かってるんだから絶対直さなきゃいけないんですけどね。

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