半磁器土と格闘…結果、玉砕。

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今日はサークルで粘土いじりです。砂川公民館にはバラエティ豊かなサークルがたくさんありますが、どこの市町村でもこんなに活発なのかしら? 陶芸サークルは3つありますが、私が入っている「陶友会」は3月~12月までの毎週水曜18時~21時まで活動しています。
年会費8千円、粘土は信楽土(白・赤・黒)があり、2kgで500円ですが、これで焼成料が含まれているんです。なんて良心的な価格設定なんでしょう。

みんなバラバラにやってきて、おしゃべりをしながら自由に作品を作り、気が済んだら帰ります。プロの陶芸家が指導してくれる訳ではありませんが、手びねりに長けたベテランもいるので、手ほどきを受けながら、それぞれのペースで成長していきます。ゆる~い感じがとってもいいんです。ロクロは我流では難しいし、ちょっとかじった素人に習うともっとやっかいだと思います。やはりプロが教えてくれる教室できちんと手ほどきを受けるのがいいと思います。

電気窯は3つのサークルが共同で使うし、「みんなの作品がたまったら焼く」というスタイルなので、たくさん作らないと焼いてくれません。とにかく沢山作って、7月の1週目までに本焼きをしてもらう予定です。そうなると、6月の中旬までには削りを終わらせないといけないのね。あと1ヶ月しかないんですよ。毎週通っても4~5回しかないんですよ。あれ、大丈夫かな?

新作のイメージが浮かんできたので、今日は久々に「半磁器土」を使うことにしました。真っ白くて丈夫なんですが、キメ細かく、コシが弱いので、ロクロ挽きが難しいです。1年ほど前に仕入れた粘土なので、ちょっと硬くなってますね。

半磁器土のみで挽いてみたところ、全然ダメでした。前はもうちょっと出来たような気がしたんですけど、土殺しをするのも大変でした。これじゃ、全然進まないので、作戦変更です。

残っていた2kgほどのミックス粘土に混ぜ合わせることにしました。半磁器土の割合が増えると難しくなるので、同じぐらいの分量を混ぜていきました。何色になるか全然予測できなくなってきましたが、白に近いグレーかな? 御影土が入っているから、黒いポチポチが出ると思います。

これで何とか挽けるようになりました。使いやすさとデザインを兼ねて、片口にしました。頭の中でイメージしたことを実際にやってみたら、まるで程遠いことがあります。今日はまさにそんな感じで、気持ちに技術がついていかなかったんです。 久々の半磁器土は難関でした。まぁ、こんな日ばっかりですけど、それが今のレベルです。

ミックス粘土に半磁器ミックス

残っている粘土は扱いやすいように2kgずつに分けておきましたが、粘土の管理はとても大切なことです。「粘土をこねくり回して、時間だけが過ぎていく」ということも多々あります。

半磁器土

削りのタイミングを合わせるために、挽いた作品は持ち帰ります。こんなペースで大丈夫かな~。

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