削って、削って、八寸皿。

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アメブロでやっていた古いブログを完全に削除しました。あっちの方が長くやっていたし、情報量が多いし、被リンクも多かったので、キーワード検索でかなり上位にヒットするようになっていたんです。パソコンのTipsなどは今でも検索されるものも多かったんですけど、バージョンが古くなってきて、画面ショットが参考にならなくなってきたので、きれいさっぱり削除しちゃいました。

デジタルもアナログも断捨離して、よりシンプルにしていこうと思います。本当に必要なものは、ほんの少ししかありません。器に限ったことではありませんが、気に入ったものや、品質の良いものを長く使っていきたいものです。

ロクロが好きで、粘土いじりが好きなだけですが、せっかく作るんだから、どんなお料理にも使いやすくて、お料理が引き立つような、ちょうどいい大きさの「普段使いの器」を目指しています。割れたら「また同じものが欲しい」と思うぐらいのものがいいですね。里親が見つからなかった時は自分で使うことを考えています。色々試して、結局、シンプルな色に落ち着きました。

今作っているのは、取っ手がついたスープカレー皿です。北海道はスープカレーが有名で、テイクアウトできるお店があったり、スーパーなどでも売ってますが、スープカレーに合う器ってなかなかないと思いません? お店で食べるときは、そこそこで違いはあるものの、ほどよい大きさとそれなりの深さがあると思います。

私が好きな「カレー」と「片口」の組み合わせです。取っ手はデザインの意味もありますが、熱いスープを入れると器自体も熱くなってくるので、持ちやすさを考えています。

これは半磁器土を使っています。水曜日にサークルで挽き、自宅で乾燥して持ち込みました。今日はあまり時間がなくて、他の作業もあったので、取っ手をつけるところまではいきませんでした。持ち帰ってからの作業になります。

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次は、先週挽いておいた花器の削りです。湿台を支える粘土が柔らかく中心を取るのがとても難しくて、とても時間がかかりました。しかも、左2つは完全に中心が取れていません。(汗)いや、3つ目もかな。ここで壊さないのが私のダメなところです。ここまでならば、また粘土に戻せるし、削ったばかりの粘土は柔らかいので戻しやすいです。乾燥棚に乗せてきちゃったけど、やっぱり壊そうかな…

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お次は、受注品の「八寸皿」です。日本料理は、先付に始まり、お凌ぎ、お椀、向付、八寸、焼き物、炊き合わせ、ご飯、果物で終わる構成になっています。八寸はおよそ24cm四方の器のことで、山海の味覚を盛り合わせることが多いようです。粘土は焼成までに20%ぐらい収縮するので、30cmの正方形の板を使って型を取りました。1週間寝かせて、半乾きになったところで、縁を整えていきます。色見本を作るためにテストピースをいくつか用意しておきました。

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今日は午前中のみ集中して作業しました。準備期間は残り約1ヶ月です。がんばろ~!!

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