今日はサークルの窯入れなんですが、何年経っても窯入れはワクワクしますね。去年から持ち越していた硬くなった粘土を再生するために手こずっていたので、窯入れできる器たちはあまり多くありません。大きめのお皿×3、お茶碗×3、マグ×5、スープカップ×4です。正味2時間で絵付けなどの装飾をして、釉薬を掛けていきます。この窯入れを逃すと、次回はずっと先になってしまうので、私は何としても時間内に終わらせてしまいます。
地下の倉庫から釉薬を運んできますが、今回は10種類ぐらいあるかな。半年ぶりの焼成なので、釉薬は完全に沈殿しています。根気よく掻き混ぜていきます。
高台の部分には「撥水剤」を塗っておきます。撥水剤を使わず、スポンジなどで拭き取ってもいいです。
そして、絵付けをして、釉薬を掛けていきます。素焼きが終わっているので、化粧土ではなく絵の具や呉須を使いますが、どれに何を掛けたか記憶が曖昧になっていきますね。
絵付けでは、呉須、瑠璃、黒釉を使い、全体には透明、白マット、火山灰透明、新しい織部、などを使いました。
時間がなくて次回に持ち越した人もいたので、まだ窯にゆとりがあり、贅沢な窯入れになりました。窯出しは来週になりますが、今回は皆さんの作品が見れると思うので、品評会ができそうです。他のメンバーは、ワインカップがブームのようで、味わい深いものがたくさんありました。窯出しが楽しみです。
ようたんからオーダーしてもらったカップ&ソーサーが焼き上がったので、朝の階段修行に持ってきました。実際に送るものは、これよりもサイズが大きめのものなので、こちらは里親募集中です。イメージは「可愛くて大人っぽい」です。大胆な黒い花柄模様(なのか?)と白御影土のブツブツがマッチしています。気に入ってくれるといいなっしー。
これから新作が続々登場する予定です。いい里親さんと出会えたらいいな。
コメント