手作りの重み

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建国記念日ですね。しばらくまとまった雪が降ってなくて、昨晩からやっと降りました。午後から滑りに行くことにしたので、素焼きが終わった器たちに装飾を施しにきました。先週、作っておいたものも追加で焼き上がるので、週末にはそれなりの数になりそうです。手前のは教室でメインで使っている信楽並土で挽いたものです。透明の釉薬を掛けるとやや生成り色に焼き上がります。奥にあるのが信楽赤土を使ったもので、透明の釉薬を掛けると深い赤に焼き上がります。

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このまま釉薬を掛けるだけでは面白みがないので、少し飾り付けをしていきます。素焼き後の絵付けでは「呉須」を使うことが多いですね。久々にニャンコの絵を描こうかと思ったんですけど、私の中の画伯が出てこなかったので、普通にラインを入れただけです。ちょっと守りに入ってるね。(笑)

この末広がりのマグの形は気に入っていて、最近になってやっと安定して挽けるようになってきました。キレイな寸胴型が挽けるようになればこの形も挽けると思うんですけど、手を掛ける回数が多くて、まだ時間は結構かかります。腰から下に厚みがあると、手に持ったときに重く感じてしまうので、腰のあたりまで削っていてダメダメです。削って仕上げるのではなく、挽いて仕上げるのが基本なんですけどね。

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一番大きいものでどのぐらいの重さがあるのか計ってみたら、290gありました。これに釉薬がかかるので、焼き上がりの重さはもう少し重くなると思います。大きめのマグは容量もたくさん入るので、中身が入ったときの重さを足すと、重量感ありますね。男性の場合、重さについて指摘する人はあまりいないんですけど、女性はとても多いです。

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今回、横長の大きめのお皿もあるんですが、こちらは350gでした。深さもあるので、使い勝手はいいと思います。

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何を掛けようか迷ったんですけど、内側には「チタンマット」を流し入れて、外側は「ワラ灰マット」を流し掛けました。「ワラ灰マット」は透明に近いので、ほとんど変化がないかもしれませんが、掛け合わせると流れが出てくると思うので、釉薬が重なっている部分の色がどんな風になるか楽しみです。

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削りで失敗したマグはランプシェードになりました。内側に「呉須」を吹き付け、外側には「チタンマット」を吹き付けました。

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時間切れでほとんど釉薬を掛けるところまでいかなかったです。週末に一気に釉薬を掛けて窯入れする予定です。

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