お料理はもちろん、お茶やお花の知識もないので、その道では当たり前のことがわかっていないことが沢山あります。器の制作を頼まれるようになってきて、専門的な知識も必要になってきました。おもてなし全般の心得を身に付けるにはお茶が一番良いっていいますね。そろそろ(つーか、遅いけど)始めなきゃいけないな~と思っています。
Google先生に聞けばたいていのことは調べられるようになりましたが、調べることと実際にできることは全く別モノなので、知識と経験の両方を身に付けていかなければなりません。
マグに絵付けをする(つーか、やってもらってる)とき、「コーヒーを出すときに、取っ手を『右』と『左』のどちら向きにするのが正しいんだろう?」と疑問を持ちました。絵付けをすることを考えると、正面に向く方に描いた方がいいのでね。
喫茶店などでは、「カップの取っ手はお客様からみて、『左』にくるようにして、ティースプーンは、カップの手前に、柄が『右』にくるように置く」と教育されるところが多いようです。
色々調べてみたところ、英国式は「左」、米国式は「右」のようです。英国式は紅茶の文化からきているようですが、ミルクやレモンなどを入れて掻き混ぜやすいセッティングになってるんでしょう。米国式は、ブラックで飲むことを想定しているということかな?
しかし、大きな絵柄がある場合は、絵柄を正面にという場合もあるそうです。実際に飲むときは、利き手も関係してくると思うので、絵付けは両面にした方がいいかもね。(^^ゞ
このニャンコマグは、ぐるっと全体に描いてあるんです。どこから見ても色んなニャンコが出てくるなんて、なんて可愛いの! 焼き上がりが楽しみニャ~。