ようたんのカップ&ソーサー

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なんちゃって陶芸家なので、オーダーに関しては積極的に引き受けてはいないんですけど、普段からよく作る定番のものやシリーズ化できそうなものに関してはボチボチと取り組んでいます。指定されたサイズに揃えようとすると、それに気をとられてうまくいかなくなってしまうので(←素人)、沢山作ってその中から気に入ったものを選んでもらうようにすればいいかな~、という感じでかなりアバウトにやってます。

江別在住の「ようたん」から、先週作った楕円のお皿の他にカップ&ソーサーを3セットオーダーしてもらっているので、その制作に取り掛かります。ロクロ挽き→削り&取っ手付けの作業なので、いつものペースなら2週に渡る工程なんですが、乾燥のタイミングもよかったので、2日間で一気に仕上げてしまいました。

粘土は「白御影土」を使用しています。2年ほど前に仕入れた粘土で、冬は氷点下を下回る環境で保管していたので、もうダメになっちゃったかと思っていましたが、ロクロ挽きも問題なかったので良かったです。何年も寒いところで保管していた粘土はボロボロになって使い物にならない話もよく聞くので、仕入れた粘土はきちんと使わなきゃダメですね。

カップの大きさはバラバラで7個挽き、ソーサーはほぼ同じ大きさで7枚挽きました。この粘土には小さな石が入っているので、焼き上がると黒いプチプチが出てきます。これが好きな人もいれば、嫌いな人もいます。一般的な信楽の粘土よりも少し重量感があるので、手に持って使うカップの場合は、重さがちょっと気になりますね。

発泡スチロールで保管せずに、このままの状態で置いておきました。

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翌日、乾燥のタイミングがちょうどいい感じだったので、削りましょう。カップの削りを1つ失敗したので、6点ずつ残すことにしました。

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取っ手を付けてみました。ちょっと大きめかな~? 取っ手が柔らかいうちは下向きで保管しますが、撮影用にソーサーに乗せてみました。ソーサーはかなり軽く仕上がりましたが、カップはちょっと重くて、大きいのは300g以上ありました。発泡スチロールで少し寝かせて、乾燥棚に乗せておきました。

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素焼きが終わったら、ちょっとした絵を描こうかなと思っていて、アイディアも浮かんできました。きっと可愛くなると思います!

素焼き待ちの器もたまってきたので、4月中には焼き上がるかもしれません。 キャンドルポットばかり作ってたので、カップ&ソーサーは久々です。焼き上がり楽しみになってきました。

 

コメント

  1. ようたん より:

    みっちぃさんへ

    オーダーさせてもらってまだひと月も経っていないのに・・・。
    どんどん形になっていく器たち!
    この器たちが私の所にやって来るんだなあ、と
    ワクワクしながらブログを見ています。

    きっと色々忙しい中での作業だと思います。
    貴重な時間を使ってもらってありがとうございます。

    カップ&ソーサー、いいですね~!
    お皿と共に、どんな雰囲気になっていくのかとっても楽しみです。

  2. stone みっちぃ より:

    ようたんへ

    コメントありがとうございます。
    週末の都合のいい日にしか作業できないので、ノロノロと進行中ですが
    あとは素焼きを待って、絵付け&釉薬を掛けて、本焼きになります。
    作品のたまり具合にもよりますが、順調にいけば今月中にはお渡しできると思います。
    お楽しみに~。

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