キャンドルポットの売価を真剣に計算してみる

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何度も書きますが、3月9日(日)に滝川駅前のスマイルビルで行われる「手づくりフェスタ in く・る・る」に出店します。今年で4回目の出店になりますが、今回は私の器だけではなく、みち姉さんのプリザーブドフラワーの販売とアレンジ教室もしますので、たくさんの方々に足を運んでもらいたいと思っているので、これから広報活動をがんばっていきます。

とはいっても、肝心の器の窯出しがまだなので、どんなものが出せるか分かりませんけどね。(笑)

単価計算

イベントに出店するときに悩むのが「売価」ですが、粘土代や焼成料がかかっているので、その分は普通に計算するとして、それにかかった時間や付加価値をどうするかですね。プロの場合は、電気代とか維持費とか毎月かかる固定費なども全部考慮して計算しなければいけませんが、アマチュアの場合、実際にかかった費用+αでしょうか。

そこで、今回作ったキャンドルポット(100個)の完成までにかかった時間や費用を計算してみました。今後、誰かにお手伝いしてもらう可能性もあるので、人件費を考えて(時給1,000円)とした場合の原価を出してみました。

成形12時間、削り6時間、穴開け20時間、仕上げ2時間…を合わせて、作業にかかった時間は「計40時間」でした。

キャンドル作りの材料費や焼成などの諸々の経費を合わせると1個あたりの原価は「610円」になります。ざっくりと考えていた売価は1個「500円」だったんですけど、これでは赤字だということがわかりますね。人件費を考えなければ、ぐんと安くなるんですけど、誰かに穴開け作業を手伝ってもらうとしたら、やはり人件費というのは発生するので、そのあたりはきちんと入れるようにしました。

ポットの大きさは全部同じではないし、穴の数やデザインも違うので、付加価値(☆30%・☆☆50%・☆☆☆70%)を利益として売価を決めていくと、800~1,000円になりました。

今回は素焼きで終了していますが、本焼きまでするとなると、焼成料が2倍になるので、原価も変わってきますが、こんな風に原価計算ができるようにしておくと、これからの値付けの基準ができていいかもしれません。

これが私のギリギリのラインになりますが、実際には質の高いものが作れるようになれば、もっと付加価値を付けてもいいと思うし、大切なのは買い手が気に入ってくれるかどうかなので、満足のいくものならば、価格はそれほど関係ないのかもしれません。

 

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