実用的で美しいデザインを考える

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7月12日(土)~13日(日)に行われる「えべつやきもの市」に今年も出店しますが、今年のテーマが未だに決まっていなくて、ダラダラと試作を繰り返ながら、迷走を続けていましたが、やっとスイッチが入りました。

つーか、今スイッチを入れないともう間に合わないだけなんですが、焼成のサイクルを考えると来週いっぱいぐらいがタイムリミットかなと思います。

去年は大好きな猫をモチーフにした「ニャンコマグ」をリリースしましたが、私の描いた化け猫を気に入ってくれる人もいて、あのマグがまた欲しいというリクエストも届いています。あまりに可愛くない猫だったので、人目を引いたんでしょうね。(笑)

先週、薬掛けをしておいた器たちがたくさん焼き上がっているかと思っていたんですけど、焼き上がったのは4点だけでした。この時期は学校単位で入る陶芸体験の作品が優先になってしまうので、個人の作品は、その隙間に入れてもらう感じになるので、他の器たちを見られるのはまだ先になりそうです。色見本を兼ねていたので痛いところですが、こればかりは仕方ありません。

今回は半磁器土と色化粧土を使いました。私はマットな質感が好きなんですが、かなりツルツルになってしまいました。

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水曜日にサークルで削れなかった器たちを持ってきて削らせてもらいました。片口にしたものは、取っ手を付けています。納豆、卵、ドレッシングなどにいいと思います。取っ手の握りやすさと、右利き、左利きの区別をしているのがこだわりポイントです。このタイプの取っ手は削りと接着に時間がかかりますね。

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午後からは、化粧土を掛けるために保留にしていたタタラのお皿たち。マスキングテープ、スポンジ、筆など使って、すべて空色化粧土にしました。

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新作のアイディアがふつふつと浮かんできたので、上信楽土を使って挽いていきます。「こんなのあればいいのにな」と思うものを作ることがありますが、なかなか手に入らなない(高くて買えない)もので、実用的で美しいデザインならば、他にも欲しい人がいるかもしれません。今後、定番のシリーズになることもあるし、企画倒れで終わることもありますが。(^^;

粘土が固くてこれしか挽けなかったけど、失敗も多いと思うので、もう少し増やしていきたいです。これから少し手を加えていきますが、湿台が合わないと思うので、どうやって削るか悩むところですね。ニャンコマグもこの粘土で作っていこうと思います。

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しばらく山はお休みして、陶芸に集中します。続きは明日。

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