寒くて雪が積もらない11月は一番陶芸に集中できる期間なんですよね。(汗)毎年出店している3月の「手づくりフェスタ」には来年も出店しようと思っているので、その準備もボチボチとしていこうと思い、今日は朝から陶芸教室です。これまでに里親になってくれた人がまた翌年も来てくれるかもしれないので、一度出店したイベントには出た方がいいかなと思います。その年毎のブームもあり、毎年テイストが違うものもリリースしていますが、定番のシリーズもあるので、あの形・あの色がまた欲しいといってくれる人も少なくありません。
年末年始に大皿を使う機会は増えると思うし、これを元に石膏型を作ろうかなとも思っているので、今日は少し大きめの器作りをします。8ミリほどのタタラ作りで縁を持ち上げただけのお皿です。私はとても不器用なので、縁を持ち上げるだけでも相当苦労するんですよ。サイズ違いで、3枚作りました。
大皿があれば、銘々皿も必要なので、10枚作っておきました。ガタガタの縁は皮やスポンジで滑らかにする予定です。3枚目ぐらいで集中力がなくなり、仕事が雑になってきます。この続かない集中力を何とかするのが今後の課題です。
2時間かかってやっとコレだけできました。タタラ作りは本当に苦手なんです。
午後からは、先生の講座があるので、今日は満員でした。講座に参加するのは、3ヶ月ぶり(もっとかな?)になります。数日前まで屯田窯(穴窯)の焼成だったので、相当お疲れのようですが、深さのある大皿を挽いてもらいました。25cmあります。焼き上がると22cmぐらいに縮むので、もう少し大きめに挽いてもらいました。
写真がボケボケですが35cmあるので、焼き上がりのサイズで30cmぐらいになります。ロクロから完全にはみ出していて、しかも、カメ板を使っていないので、しばらく乾燥させないとロクロから外せない状態です。私も同じサイズのものを練習しようと思ったのに、今日のロクロ作業はこれで打ち止めになりました。(笑)
仕方がないので、素焼きが終わった器たちの絵付け作業をします。絵付けに関しては、呉須がメインなので、濃度の違うものを用意して、描いていきました。掻き落としてみたり、濃い色を重ねてみたりして、時間があるので、私にしては丁寧に作業しています。最初に大きめのスープカップに絵付けをしましたが、時間がたっぷりあったので、お茶碗もできました。
絵付けした部分に透明の釉薬を筆で描いていきます。
その上にさらに撥水材を塗ります。この撥水材がポイントですね。
釉薬は「白マット」にしました。お茶碗の方は、絵付けの上にそのまま「透明」や「白マット」掛けたものもあります。
本焼き待ちの作品がたまっていないので、窯入れはもう少し先になりそうですが、イメージ通りの色が出せるかな~? ブログを見てくれて、器が欲しいといってくれる人も増えてきたので、年末に向けてペースアップしていきます。