お子さんの教育に熱心な親御さんはたくさんいて、小さいうちからパソコンを習いに来る子供達もたくさんいます。パソコンのようなデジタル機器に関しては、子供達はゲーム感覚で操作するので、すぐに吸収します。習う必要などないと言ってしまうと身も蓋もありませんが、習い事は本人にヤル気があり、継続することが大切なのだと思います。学校の担任の先生は週5日、期間は2年ほどですが、習い事の場合は、少ない回数でも続けることでとても長い付き合いになります。長期間に渡って、成長を見守れたことが嬉しいですね。実際、私がこれまでに教えた子供達も立派に成長して、IT関連の企業に就職した子もいます。
今ではメンタル面でのトラブルを抱える人が少なくありません。優秀な成績で有名大学を卒業して、大企業に就職しても、現実とのギャップに悩まされ、数ヶ月で会社を辞めてしまうケースも多いようです。パソコンよりも自然の力に触れる方が、人生を生き抜く強さを身に付けられると思います。創造性を育み、トラブルに対処できる力を養うことができるので、登山やキャンプがいいと思います。
陶芸もとてもいいですね。今日は可愛いゲストがやってきました。きっかけは手ほどきしますが、あとは自分で好きなようにやってもらいます。子供には対等で向き合い、できることは全てやってもらいます。夏休みに入ってから、自由研究のために作品を作りに来る人も多いですが、成形だけ済ませて、あとは教室にお任せというスタイルはいかがなものかと思います。完成までの過程をすべて経験してもらいたいですね。「成形」→「削り」→「薬掛け」の最低でも3回は来てもらわなければいけません。週に1回ずつ通っても、仕上がりまでには1ヶ月かかります。北海道の夏休みって1ヶ月ないもんね。
私のお手伝いも「仕事」としてやってもらいます。「仕事」という言葉は、子供にとって責任感に繋がるのかもしれません。簡単なことでも、きちんとやってくれます。お父さんやお母さんが「仕事」をしているから家族が生活できるということを理解しているのでしょう。絵付けをやりたそうにしていたので、一つやってもらいました。これはサインなんですが、大胆な書きっぷりで驚きました。
おっと、今日の本題はこっちなんです。やきもの市に向けて、色々な戦略を立てていますが、絵を描くのが苦手なクセに、どうしても絵付けをしたいと思っているので、イラストレーターとコラボすることにしました。今日のイラストーレターはKです。ボランティアでやってくれてますが、里親が見つかれば、絵付け料を支払います。
私もやらなきゃ~ということで、3枚の絵付け。横に並べて、サッ~とやっちゃいます。一度筆を入れるとやり過ぎる傾向にあるので、少し抑えました。
釉薬を掛けます。今回使用した釉薬は、透明、白マット、織部、白萩の4種類です。粘土はすべて「上信楽土」を使っています。2種類を重ねてみたり、濃度を少し変えてみたりと写真では分かりませんが、色々試しています。つーか「今頃、試作してて大丈夫か?」って感じですけど。
今日は2時間で色々できました。みっちぃの陶芸教室に参加したい方はお気軽にどうぞ。山の誘惑に負けなければ、日曜日はかなりの頻度で教室にいると思います。絵付けとかやらされるかもしれませんけど。(汗)