高さを出す練習

この記事は約3分で読めます。

今日から新しい先生に手ほどきを受けることにしました。教室が開いている時間と私の予定が合うのが土曜日しかないので、土曜日に可能な限り通うことにしました。

これまでの教室と違って、粘土は買い取りするわけではなくて、練習が終わったらそのままドレン機に戻すようになっています。そのまま焼いてもらいたい場合は、焼き上がりの重さで料金が発生するシステムになっているので、腕を磨くためには最適な環境です。

使っている粘土は、「信楽並土」のようですが、「萩土」を混ぜるとロクロ挽きがしやすいということで、3分の1ぐらい混ぜています。

ロクロの使い勝手が違って、ちょっとやりずらかったので、得意なお茶碗から挽いてみました。

どの先生に習っても同じですが、最初はじぃ~っと見られるので、ちょっと緊張しますね。

私はとにかく内側を整える癖があるようです。それもそのはず、最初の師匠は磁器作家です。磁器は削り上げて作る部分が多いので、削らない内側はきれいに仕上げるのかもしれません。

たしかに内側はツゥルツゥルにする癖があるかも...外側は、削ればいいし...って気持ちですから。

2011040903
2011040902

私は高さを出すのが苦手なので、高さを出す練習をしてみました。

自分でやってるときは、せいぜい15センチぐらいしか上がらないんですが、先生に手をかけてもらうと、一気に上がっていきます。30センチぐらいはあるかもしれません。

手前は私が仕上げたもの、奥は先生が仕上げたものです。先生のはロクロの目が残っていて、荒々しさが感じられます。私のはツルンとしています。

ロクロの目が残っていると、色の変化が出やすいかもしれません。

このぐらいの高さがあれば、花器としてはとても使いやすいと思います。
次は、鶴首に挑戦してみます。

一番手前は先生が手をかけたものですが、5分かかりません。

2011040901

底の部分は、あまり大きく取らず、まっすぐ持ち上げて、腰の部分を膨らませながら、首を細くしながら、伸ばしていきます。

これまでは、上に薄く伸ばしてから、首の部分を細くしようとしていましたが、細くしてから伸ばす方がいいみたいです。

何回か試してみましたが、先生のような形にはなりません。

あとは練習あるのみでしょう。

ロクロの回転に対して、手を当てる角度がダメみたいです。これまでにも何度か指摘されたことがありましたが、やはり治さないとダメみたいです。

自分の癖を貫いてここで終わるか、先生の言うことを聞いて次のレベルへ進むか...

2時間でこのぐらい残しました。実際に焼くかどうかはわかりませんが、1週間置いてみて、また考えます。

2011040904

やはり指導してくれる人がいるのは違いますね~。すごく上達した気がします。(^▽^;)

片付けに30分もかかってしまって、完全に時間をオーバーしてしまいました。次回からは、1時間半で切り上げないと...

タイトルとURLをコピーしました