2週間ぶりに先生の指導が受けられるので、内職の合間を見て陶芸教室にやってきました。最近、週末になるとやけに天気が悪いような気がします。首都圏では夏日だったようですが、こちらは雨模様でした。
今日は「削り」について学んだんですが、衝撃的なことばかりで、何も出来なくなったような気がします。
先週の土曜日に「25個」残した湯呑みですが、翌日の削りでことごとく失敗したんですよ。「1個」だけ次の段階に進み、あとは壊してしまいました。残っている数を数えたら、「15個」しかないんですよ。ということは、先週「9個」も失敗したようです...orz
残った15個の最初の1つを削り終わったとき、先生が「ロクロの回転が反対」って言うんですよ。
地域によっては多少違いがあるようですが、日本では「右回転」が基本じゃないの??? と思いました。それに、これまでの先生にはそうやって教えてもらいました。間違って左回転にしたもんなら、すぐに指摘されたもんですよ。
でも先生は、「右回転で挽き、左回転で削る」んですって。ネットで調べてみましたが、そうやって削る人もいるそうです。
茶器以外のときは、どっちの回転でもそれほど気にしないみたいですけど、茶器の場合は、左回転で削るように指導しているようです。
ロクロ目の関係だとかって言ってましたが、意味わかりません。??(・_・*)(*・_・)(*~^~)/??
だいたい、回転方向が逆なら、削り方も全く違ってくるんですよ。カンナをどっちの手で持つのかもわからなくなって、まるで削れないんです。
先生がお手本で何個か削ってくれたんですけど、その速さがまた衝撃的で、湿台にセットして、削り始めてからは「15秒」ほどで削ってしまうんですよ。
「えっ、それで終わりですか?」っていうぐらい、速いんです。
目からウロコが落ちるなんてもんじゃありません。これまでやってきたことが全否定された感じです。
そして、「挽いた時間の半分の時間で削るように」って言うんです。
私は1個削るのにも何分もかかってしまうのに、半分の時間で削るなんて、とても無理だと思いました。
「削りカスを見れば、その人の技量が分かる」とも言ってました。
Σ( ̄[] ̄;)!ホエー!!
この中(↓)に先生が削ってくれたのが「5個」ぐらいありますが、私が削ったものは、それはもう不揃いなんですよ。中心が取れてないのもあるし、「腰」を削り過ぎてるのもあるし、歪んでるのもあります。
負けん気の強い私のことなので、「どっちだって、できるようになってやる!」って感じですが、正直、こんなところから矯正させられるとは思ってもみませんでした。
まぁ、でもね、削りにかかる時間はかなり短くなってきて、これまでの時間と比べれば、グンと短縮できているので、そこがプロの手ほどきなんだと思います。
そして、今日もまた挽く時間が残ってるんです。
今日は「トンボ」を使って、大きさの決まった湯呑みを挽く練習をしました。
口の方が開いてしまったものがいくつかあって、先生からOKがもらえたのは、たったの「1個」だけでした。
き、厳しいな。
削りの練習も相当しなければいけないので、ある程度の数は残しておかなければいけません。
歪んでしまったものは、ボツにして、結果、7個残すことにしました。