一日中、ロクロを挽いてみた結果

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少し前にも書きましたが、2017年は私にとって大きな節目の年になります。

以前やっていたパソコン教室を閉校してから、ちょうど10年経ちますが、閉校後に卒業式という名目の盛大なパーティをし、その後もずっと連絡を取り合っている生徒さんもいます。あれから私のパソコンのスキルは全く上がっていませんが、下がることがないように定期的に勉強会を開いたり、気になるソフトのセミナーに参加したりして、パソコンと向き合う時間を強制的に作るようにしています。

何かを習得するためには、そのための時間を作らなければなりません。

10年の間に色んなことをしましたが、今でも続けていることもあるし、まるで続かなかったこともあります。陶芸や登山を始めたことで視野が一気に広がりましたが、それまで培ってきたパソコンのスキルが役に立つ場面はとても多く、目的ありきのパソコンの使い方が分かってきたような気がします。以前はロボットのようにパソコンの使い方を説明することしかできなかったのが、今ではあらゆるジャンルの話を盛り込んだ例え話ができるようになったように思います。

いや、できてないけどね。

前置きが長くなりましたが、去年から温めていた構想がまとまってきたので、お知らせします。

すでに会場の確保は済みましたが、6月3日(土)にキリマンジャロ報告会をやろうと思っています。

正式な告知と肝心の中身はこれから準備しますが、今年のお正月に行ってきたタンザニア旅行をスライドショーにして、お土産に買ってきたコーヒー(もちろんキリマンジャロ)を飲みながら、登山や旅の話などする座談会のようなものですが、ざっくばらんな話ができる場を用意したいと思っています。

ご来場の記念品を用意して、コーヒーを振舞おうと思っているので、有料(1,000円程)で行う予定です。

出展するイベントと重なる時期なので、これからすごい勢いで準備をしないといけませんが、アウトプットする機会を設けることで、それなりのモノを作ろうというスイッチが入るので、ダラダラしている自分に喝を入れるためでもあります。

これまでもワークショップなどで何度かコーヒーを出す場面があり、いつも紙コップで提供していましたが、これにはかなり抵抗がありました。やはり陶器で飲む方が格段に美味しいし、自分が作れるものなのに準備していなかったことを後悔しました。

今年の目標は「ロクロの腕を磨くこと」なので、この日に会場で使うマグを作ろうと思い、朝から鼻息を荒くして、陶芸教室に乗り込みました。

前にも一日で何個挽けるかをやったことがありましたが、大きさ不揃いの150ccサイズのものを50個挽くのが限度だったと思います。

自分の中では「今、本気でがんばったら、100個ぐらいは挽けるだろう」と思っていました。

朝10時に教室に到着して、粘土を準備します。私は1回で3~5kgの粘土を棒挽きしますが、最初に30kgほど準備しました。午後からは新しい粘土をおろしてもらったので、トータルで50kgぐらい使ったと思います。

私が使う道具は、牛ベラ、切り糸、皮、弓、スポンジです。午後からは先生が少し手伝ってくれましたが、先生は牛ベラと切り糸しか使いません。(動画を撮ったので、別にアップします)

午前中の目標は半分の50個でしたが、40個も挽けなかったと思います。午後になると集中力も途切れてくるので、さらにペースは落ちていきました。先生が15個ほど手伝ってくれて、それなりの数になりました。

3時半に終了したので、約5時間、ロクロを挽きました。数を確認してみたところ、全部で93個ありました。

最近は末広がりで安定感のある形が好きですが、マグの好みは人それぞれなので、大きさやフォルムはさほど統一していません。

高さを出すために手を掛ける回数が増えているので、先生には前より腕が落ちていると指摘されたんですけどね。(^^ゞ

こうやって並べてみるとかなり見応えありますが、これを全部削って、装飾をするとなると、相当時間がかかると思いますが、これからの作業が仕上がりを大きく左右するので、ひとつひとつ手を掛けていきたいと思います。

来週、怒涛の削りになります。がんばろー。

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