登山を始めてから、紅葉の時期になると必ず行くのが大雪山の赤岳登山口としても知られている「銀泉台」でしたが、もう一つ有名なスポットとして知られているのが「高原温泉」です。高原温泉は大小さまざまの沼をぐるっと巡りながら紅葉を見ることができますが、ヒグマの生息地になっているので、ヒグマの出没状況によってはコースが制限されることもあります。
今年は高原温泉の紅葉がいつになく美しいという情報が入ってきたので、「紅葉が見たい」と言った母を連れて行ってみました。私も始めてだったので、どんなコースかと思っていたら、予想以上の悪路でした。スニーカーで歩ける散策路かと思っていたら、完全な軽登山道でした。登山靴よりも長靴の方がいいぐらいぬかるむ場所もありました。紅葉のピークは10日ほど過ぎていたようですが、それでもまだまだ美しかったです。
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歩けるか心配だった母もブツブツ文句を言いながらも完歩しましたが、肝心の紅葉を見る余裕はなかったかもしれません。田舎で車中心の生活をしているとどうしても歩かなくなってしまいますが、自分の足で歩けることは健康のバロメーターになりますね。健康で長生きするための絶対条件だと思います。珍しくお弁当を作っていきましたが、ほどよい汗をかいた後、美しい自然の中で食べるお弁当はとても美味しいものです。