9月30日(水)晴れ
今日で9月も終わり。
今年も残すところ、あと3ヶ月になりました。
昨日の冷たい雨から一転、今朝は気持ちのいい秋晴れ。
この季節になると、ズリ山の辺りには甘いメープルシロップのような香りが漂います。
赤平市の木は「楓」。
北海道に多いイタヤカエデからもメープルシロップが作られ、ほんのり甘い樹液を長い時間かけて煮詰めることで、あの濃厚な甘さになるそうです。
時間をかけて、少しずつ濃くなっていく。
なんだか今の私たちにも似ています。
昨日は「キタソラ感謝祭」に向けた実行委員会の月例会でした。
日程はずいぶん前から決まっていたのに、本格的に動き出すのはギリギリで、ようやくお尻に火がついてきました。
私が挑戦していることの一つが「オカリナ」、そして、みんなで演奏会をすることです。
音楽隊は2週間に一度、合同練習をしています。
全員揃わない日も多いのですが、久しぶりに一緒に吹くと、
「上手になってる!」
と驚かれることがあります。
どうやら、みんな見えないところで自主練習をしているようです。
もちろん、先生の編曲と根気強い指導があってこそです。
でも、考えてみれば不思議です。
別に、やらなくてもいいことなのです。
誰かに強制されているわけでもない。
生活には何の支障もありません。
それなのに、みんな練習しています。
私の強いプッシュに、そのうち誰かが音を上げるだろうと思っていたのに、一人の脱落者もいません。
以前、ある講演会で聞いた言葉があります。
「人生を、練習と本番に分けていないか?」
いつかやろう。
時間ができたら。
上手になってから。
そう思っているうちにも、時間は過ぎていきます。
年齢を重ねるほど一年は早く感じますが、与えられている一日は、誰もが同じ24時間。
その大切な時間を使って、一人で練習して、失敗して、また練習して。
そして集まった日に、みんなで音を重ねる。
上手に演奏することだけが目的ではないのかもしれません。
大人になってから、みんなで一つのことに夢中になれる。
それって、とても贅沢な時間だと思うのです。
キタソラ感謝祭では、そんな私たち音楽隊の演奏も披露します。
完成された演奏ではありません。
でも、そこにはみんなが積み重ねてきた「時間」が詰まっているのです。
さぁ、今日もまた一歩。

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