カップ&ソーサー

ポンコツ陶芸日記

素焼きとマグの仕上げ

個展に向けて最終追い込みに入っています。陶芸はその日作ったものがすぐに出来上がるわけではないので、これから何を作っても本番には間に合いません。これからは素焼きや本焼きといった作業が待っています。今日は陶友会の素焼きです。素焼きに関しては、作品を重ねて焼成することができるので、かなりの数を焼くことができます。本焼きでは釉薬を掛けるので、重ねて焼くことができません。素焼きで窯をいっぱいにした場合は、全部一緒に本焼きすることはできません。私の作品は他のメンバーよりも数が多いので、窯の占有率が高くなってしまうので、今回は素焼きのみお願いします。家でちまちまと穴を開けておいたポットを運びました。素焼き前にはしっかり乾燥させておかなければならないので、これを運ぶのが一番神経を使いますね。 一番壊れやすい状態だし、修復が難しいです。
タタラ・手びねり

付け高台

先週、半磁器土でタタラのお皿を作って保管しておきましたが、器たちに「高台」を付けることにしました。後から付ける高台のことを「付け高台」といいますが、ロクロで削り出す高台と違い、好きな形にできるので、それを楽しむ人もいますが、私は不器用なので、この手の作業がまるでダメなんですよ。粘土を均等に伸ばして、本体にキズやドベをつけて接着していきますが、そもそも均等に伸ばした紐を作るところが難しいんですよ。高台のあり・なしに拘らない人もいますが、手作りの器が好きな人は高台をチェックする人も多いですね。
ロクロ成形

GW後半戦も陶芸三昧!

ゴールデンウィーク後半に突入しましたが、今日は天気がイマイチだし「えべつやきもの市」に持っていくための器づくりに専念しなければなりません。去年私の器を気に入ってくれた人がまた来てくれるかもしれないし、新しい里親が見つかるかもしれません。あと1ヶ月ほどは制作に集中しなければならないので、午後から陶芸教室にやってきました。今日は先生の講座がありますが、連休ということもあってか予約は少なめでした。雪が多かったわりには雪解けが早く、桜の開花も早いようなので、遠出する人も多いんでしょうね。私もたまには遠くに放浪したいです。
ロクロ成形

手を掛ける時、掛けない時。

前回、化粧土を掛けて保管しておいたお茶碗とスープカップの掻き落としをしておきました。これまで化粧土をズブ掛けした器は、本焼きで剥離したり、ダマになったりして、うまくいかなかったことが多かったんです。今回は、化粧土を漉してから使いました。筆で何回かに分けて重ね掛けをしてから、発泡スチロールで、じっくり乾燥させておき、カンナでスパッと掻き落としました。この段階で、丁寧に手を掛けると仕上がりに大きく差が出てきます。