日本二百名山であり、花の百名山として人気のある夕張岳へ行ってきました。夕張山地はヒグマの生息地ですが、この時期は、道外からの登山者も多く、前日も駐車場が大混雑したようでしたが、この日は空いていました。

晴天の週末だったので、あちこち分散したのかもしれません。
ここにしかない固有種の「ユウパリソウ」や「ユウパリコザクラ」がありますが、すでに終わっていたようです。6月末頃が狙い目かもしれません。

初めてここに来たのは11年前の同じ日でしたが、この年のGWに婦人科の手術をしていて、術後のリハビリ登山でした。体力的に不安もありましたが、お天気とメンバーに恵まれて素晴らしい景色を見ることができました。
夕張山地はヒグマの目撃情報も多いエリアですが、拍子抜けするほど登山者が多く、とても賑やかだった記憶があります。

ここは北海道のちょうど真ん中あたりに位置していますが、夕張山地の芦別岳はもちろん、十勝連峰、大雪山、日高山脈、増毛連山、羊蹄山まで見渡せました。

しかも、見える山のほとんどに登っているのです。
加齢に伴い、衰えたことはたくさんありますが、登山に必要な体力はそれなりに維持できているように感じました。
木道が壊れている箇所もありますが、危険な場所には注意書きもあります。笹払いなどの整備はきちんとされていて、しかも過剰ではないのです。
自然の姿を大切にしながら、訪れる人が歩けるようにそっと手を添えている。
そんな印象を受けました。
愛されているのがヒシヒシと伝わってくる山です。
この日の登山者は多過ぎず、少なすぎず、全てにおいてちょうどよかったし、山頂では山好きな方とお話ができてとても楽しかったです。

登山を始めて、歩き続けてきて、本当に良かった思います。
山に登るということは、ただ頂上を目指すことではないのかもしれません。
歩いてきた道のりの中に、いつの間にか自分の人生が重なっている。
そんなことを、11年ぶりの夕張岳が静かに教えてくれた一日でした。
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