10月27日(火)曇りのち雨
キタソラ感謝祭に向けて、準備を進めています。
先週の土曜日は札幌で山友チームと音合わせをしてきました。
ともさん(ギター)、としさん(ウクレレ)、はまちかさん(バイオリン&キーボード)の3人が山岳映像をバックに、課題曲の「いつも何度でも」と、それぞれ自由曲を演奏してくれます。
私はといえば、演奏する曲をひたすら丸暗記して吹くだけなのですが、ともさんは流した音楽を聴きながら、GとかFとか紙に書いていくのです。アルファベットしか書いていないのに、それがすぐに音楽になるのです。
あの技すごいですね。みんなで音楽を作っていく、そのプロセスがとても楽しそうでした。
ちなみに「山友」といっても一緒に山に登ったことがあるわけではなく、山の情報サイト「ヤマレコ」を通じて、知り合った方がほとんどです。実際に会ったことがなくても、その人の歩き方や綴る言葉を見ていると、経験値や歩き方のスタイルなど見えてくるものがあります。
最も遅い移動手段で、雲の上の世界を歩き続けてきた人の視点は面白いです。
キツイし辛い。でも、その頂に立ったものしか見えない景色があります。
音合わせを終えた後は、札幌市民ギャラリーで開催されている「道展」に足を運びました。
お目当ては、春のイベントにも油彩を出展してくださった、松本照子さんの作品です。
照子さんは、小柄で穏やかな雰囲気の方です。
ところが、その方が描く絵は、実に大胆で、力強いのです。
深く澄んだ青の世界。
その中で、人々が身体を大きく動かし、跳び上がり、天に向かって手を伸ばしています。
人物の動きはもちろんですが、私が惹かれたのは、その絵から伝わってくる生命の勢いでした。
人が生きる喜びや、何かに夢中になる瞬間のエネルギーが、キャンバスを超えてあふれているように感じました。
人の内側には、外見だけではわからない世界が広がっているものですね。
穏やかな照子さんのフィルターを通すと、こんなにも鮮やかで、自由で、力強い世界がある。
そう思うと、絵を見ることは、その人の心の奥にある風景を訪ねることなのかもしれません。
そして、その表現に触れた誰かの心が、また動き出す。
そんな小さな連鎖が、人と人をつないでいくのだと思います。
キタソラ感謝祭でご覧いただけますので、ぜひ、足を運んでくださいね。

コメント