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地球規模で考え、足元から行動する

9月1日(月)曇り

9月に入り、2025年も残すところ4分の1になりました。本州では35℃以上の地域も多いですが、北海道は肌寒い日が増えてきて、夜の気温は20℃ほどになっています。

暑すぎず、寒すぎず、空気が乾燥するこれからは制作には最適な季節です。これから10月中旬頃までは集中して取り組み、11月は焼成がメインになります。

私が使っている灯油窯は窯の上部と下部で温度差があるので、作品を置く位置によっても焼き上がりは変わりますが、窯はスカスカでも満タンでもかかる燃料は同じです。

しかし、窯の中に入る作品の数で熱伝導率が変わり、作品が多い方が熱が伝わりやすくなります。

今更と笑われそうですが、最近「土」について興味を持ち始めました。

国によって割合は異なりますが、日本の場合、私達が食べるものの「95%」は土由来のもので、残り「5%」が魚などの海由来のものです。お米や野菜はイメージしやすいですが、牛や豚などの家畜の飼料も土から育てられた作物です。

水がなければ生きられないというのはピンくると思いますが、土がなくても生きられなくなります。

土は人工的に作れないのです。

陶芸で使う「粘土」も土から採取したものですが、粘土になるのは、水分を保ち、こねると塊になる性質、さまざまな形に成形でき、焼くことによって硬くなり、元に戻らなくなる性質などを兼ね備えた泥や粒子です。

そもそも土壌の形成には数百年から数万年という非常に長い時間がかかります。岩石が風化して砂や粘土になり、そこに植物や動物の遺体が重なって腐食・分解されることで、時間と共に土壌は形成されます。日本では1cmの土壌が形成されるのに約100年かかるとされていますが、これは世界の平均よりも早いそうです。

瀬戸や信楽など、これまで粘土の産地と言われていた地域から粘土が採れなくなっているという話は聞いていましたが、土壌が作られるまでの期間と消費のバランスが崩れているのでしょう。

資源には限りがあるのです。

森林を伐採し、メガソーラーを建設する動きが起こっていますが、人類が守るべき最優先の資源は「自然」だと思います。

土を守り、水を守らなければ、人類は滅びるでしょう。

地球規模で考え、足元から行動する。

土のこと、粘土のことを知ると、譲り受けた粘土の扱い方がまるで変わってきました。

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この記事を書いた人

陶芸歴18年、登山歴15年。
50歳にしてやっと自分の窯を持つことを決意しました。
山と自然が大好きです。楽しくて、ワクワクすること、皆の体温を1℃上げて、地球の温度を1℃下げる活動をしていきたいです。

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