生成AIの先にあるもの

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9月10日(木)晴れ

生成AIの進化が止まりません。

少し前までは、AIが作った画像を見ると、違和感があったり、やり直すとだんだんおかしくなっていました。

ところが今では、プロンプトひとつで、文章はもちろん、ポスターなどのデザインもしてくれます。しかも、考える時間は1分ほどなのです。

すごい時代になったなと思う一方で、最近は「どこかで見たことがある」と感じるものが増えてきました。

どんなに一流のシェフが作った料理でも、毎日食べればいつか飽きるでしょう。

それなのに、お母さんが握ったおにぎりは、美味しいし、忘れられない。

そこには「愛情」があり、毎回同じ味でないのがいいのだと思います。

9月に入ってから、本腰を入れて制作していますが、粘土の塊をロクロに置き、回転させながら形を整えて、数日かけて乾燥させ、ちょうどいい硬さになったら、ひっくり返して高台を削る。

完成した器だけを見れば分かりませんが、その裏にはたくさんの工程があります。

失敗することもあるし、思うようにならないことの方がもっとある。

そもそも何のためにやっているのか分からなくなることも度々あります。

でも、その時間は決して無駄にはなりません。

知識になり、経験になり、やがて自分の身体の一部になっていきます。

AIが目まぐるしく進化していく中で、陶芸を続けてきて本当に良かったと思うようになりました。

土の冷たさも、失敗した悔しさも、窯を開ける瞬間の期待も、私の代わりに経験することはできません。

自分が向き合ってきた時間は、AIには置き換えられないのです。

土に触れ、山を歩き、人と話し、失敗し、悩み、笑い、誰かのために何かを作ったり、価値を提供する。

そんな人間にしかできないことを、もっと楽しめばいい。

完璧ではないこと。
時間がかかること。
思い通りにならないこと。
同じものが二度とできないこと。

これまで欠点だと思っていたものが、AIの時代には「人間らしさ」という価値になると思います。

AIに負けない人間になるのではなく、AIの得意なことは任せて、自分の軸を生きる。

10月31日のキタソラ感謝祭では、陶芸のワークショップを考えているので、ChatGPTにイラストにしてもらいましたが、これがまた可愛いのです。

私はこの先にある経験を提供したいと思います。

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