3ヶ月の練習の成果

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10月15日(木)曇りのち雨

音合わせの様子を動画に撮り、編集してグループLINEにシェア。

これがいつもの流れですが、スマホ一つで、その場でできる。

20年前なら、いくつかの機材と時間が必要でしたが、すごい時代になったものです。

しかし、どれほど便利になっても、人が何かを身につけるために積み重ねる時間は省略できないものです。

ほとんどの場合、何かを始めるきっかけは、人が運んできてくれます。

私がオカリナを始めたのも、春のイベントがきっかけでした。

「私にもできそうだな」
「だったら買ってみよう」
「買ったんだから練習しなきゃ」

しかし、このあたりから怪しくなってきます。

始めることは簡単でも、続けることは難しいのです。

私にとって、パソコンもロクロも同じでしたが、最初から好きかどうかなんて、分かりません。

でも、続けるうちに小さな成功体験が生まれ、達成感を味わい、少しずつ好きになっていく。

山のてっぺんで演奏を続けてきたら、楽しくなってきたのです。

今年の集大成として、長年ギターを弾いている日高さんと「秋の感謝祭でセッションする」という目標を決めました。

挑戦を周囲に伝えるうちに仲間が増え、眠っていた楽器を再び手にした人もいます。

2週間に一度、仕事を終えて集まる音合わせ。

最初は全員が大音量で主旋律を演奏し、見事な不協和音でした。

古館先生に相談し、それぞれの楽器に合わせて編曲していただきました。

誰がどれだけ練習しているかは分からない。

けれど、明らかに音が変わっていきました。

あの不協和音を知っているからこそ、その変化が分かるのです。

リハーサルの動画をシェアすると、みんなが感動しました。

自分たちの演奏を聴いて、自分たちが感動している。

一人ひとりが積み重ねてきた3ヶ月の時間が、ひとつの音楽になったのです。

私たちは素人集団です。

お客さんは、私たちの努力も、最初の不協和音も知りません。

聴いていただくのは、その日の演奏だけです。

だからこそ、何かを持ち帰ってもらえる演奏にしたい。

何歳になっても、新しいことを始められること。

一人ではできないことも、仲間となら形になること。

そして、続けていれば、昨日とは違う景色に出会えること。

上手な演奏だけが、人の心を動かすわけではないと思うのです。

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