カムエク山頂で「いつも何度でも」

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9月15日(火)晴れ

昨日、カムエク登頂のお知らせをしたところ、たくさんのリアクションをいただきました。

カムエクが今年の大きな目標のひとつだったので、今回は事前にお知らせしたのですが、いつもは事前にはお知らせしないようにしています。

応援メッセージと同じくらい、心配のメッセージも届くからです。

登山の話をすると、ヒグマとの遭遇を心配されることもあります。でも、私が一番気にしているのは「自分の体力が最後まで持つか」ということです。

そして、何より大切なのが天気です。

天気が悪ければ、そもそも山へ行かないようにしています。
私の感覚ですが、悪天候の山はリスクが何倍にも跳ね上がります。

「晴れの日は山へ行き、雨の日は陶芸を。」

これが私のライフスタイルです。

特に沢を歩く山では、数日前から天気予報を確認し、雨量や増水の可能性も入念に調べます。

そして、大きなチャレンジは9月と決めています。

777段の階段修行+夏山登山で、9月に入る頃には身体も仕上がってきます。

数日かけてロングトレイルをすることもあれば、今回のようなハードな山に挑むこともあります。

日照時間は短くなりますが、その分、夜はしっかり身体を休めることができます。

今回のカムエクは、本当にハードでした。

当初の計画では、稜線の分岐から反対側にあるピラミッド峰へ向かうことも考えていました。しかし、時間がタイトだったため断念しました。

「ピラミッド峰でカムエクを眺める」を次回への宿題にしようと思います。

何度も同じ山に行くのは宿題があるからなんですね。

昨日のメッセージを読んだ銀河オカリナの古館さんから、さっそく「金継ぎで直しますよ」と連絡をいただきました。

私も以前、陶器を直そうと金継ぎのキットを準備していたことを思い出しました。

金継ぎとは、割れたり欠けたりした器を漆でつなぎ、その傷跡を金や銀で飾る日本の伝統的な修復技法です。

傷を消すのではなく、傷もまた、そのものが歩んできた物語として残していく。

なんだか、とても好きな考え方です。

山も、人も、器も。
傷ひとつなく生きることより、その傷さえも「景色」に変えていけたらいいですね。

それでは最後に、テーピングで応急補修したオカリナの音色をお聴きください。

カムエク山頂から、「いつも何度でも」。

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