9月8日(火)曇りのち雨
アトリエ「ソラチカラ」は、外気の影響をそのまま受ける鉄板一枚の倉庫です。外が寒ければ、中も寒い。
9月からロクロを挽き始めましたが、夜はずいぶん冷えるようになり、とうとう薪ストーブにも火が入りました。
しかし、今年の北海道は、日中こそ暑くなっても朝晩はグッと冷える日が多く、寝苦しい夜はほんの2、3日だったように思います。
一方、本州では大雨による冠水のニュース。今年は災害の知らせを目にすることが本当に多く、穏やかな日常があることのありがたさを感じます。
去年の今頃は廃業した窯元「工房きいちご」から陶芸材料を譲り受け、足の踏み場もないほど、粘土や道具でいっぱいになりました。
その量、粘土だけで約500kg。
未開封の粘土は他の窯元へ譲ったり、色々な種類が混ざった雑粘土は練り直し、陶芸体験で使ってもらいました。
粘土を練る「土練機」や、釉薬を攪拌する「ポットミル機」も、別の窯元から譲り受けましたが、どちらも新品なら簡単には手が出ない機械です。
肝心の窯については何度も修理しているので「新品の方が良かったんじゃ?」という疑惑もありますが。^^;
そんな風に進んでいるのか戻っているのかわからない一年でしたが、残る粘土は今年仕入れたものも合わせて、おそらく100kgほど。
これを年内に全部使い切りたいので、キタソラ感謝祭は、在庫一掃セールになるかもしれません。
そして、来年からはずっとやりたかった「自分の色」の研究を始めようと思っています。
鉄分を含む赤粘土に白化粧土を施し、その上から装飾をしていく粉引き。
釉薬だけでは出せない、柔らかく、どこか温かな表情があります。使い込むうちに少しずつ色合いが変化し「成長する器」ともいわれます。
ところが、自分の窯になってから、どうにもうまくいかない。
全部リセットして、やり直そう。
これまでは調合済みの化粧土を買っていました。化粧土も釉薬も材料を揃えれば、自分で作れるのです。
配合、比重、塗り方、乾燥、焼成温度。
そして実際に使ってみた経過など、ChatGPTに渡すことにしました。
すると配合のバリエーションを提案してくれて、うまくいかなかった時は原因を調べてくれます。
優秀なアシスタントであり、頼れる先生ですが、実際に経験するのは自分です。
さぁ、今日もまた一歩。

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