胆振東部地震の後

まもなく胆振東部地震から1ヶ月が経とうとしています。私が住んでいる所は被災地から100kmほど離れているので、停電以外の大きな被害はありませんでしたが、1週間ほどは流通が滞っていたので、欲しいものが手に入らないことがありました。

幸い、停電していた時間が短かったので、冷凍庫の中に入っていた食材は問題なかったです。しかし、いつ入れたのか分からないようなものが沢山あったので、何か買う前に今あるものを使い切ろうと、ある物を食べるようにしていました。それにしても、あるわ、あるわ・・・。やっと冷凍庫もスッキリしてきました。

震災後に近くのスーパーやコンビニの商品がどのぐらい残っているか写真を撮って、facebookにアップしていましたが、記録として残しておきます。

9月6日(木)職場近くのコンビニ

地震当日の夕方です。停電の復旧が早かったので営業はしていたものの、ほぼ空っぽの状態でした。アイスなどの製品は販売中止になっていました。廃棄処分するので無料で配っているところもあったようです。

9月7日(金)職場近くのスーパー

地震の翌日です。仕事帰りにスーパーに寄ってみましたが、ほとんど空っぽでした。この時点では道内の半分ぐらいは停電していたと思います。

9月8日(土)自宅近くのスーパー

陶芸教室の帰りに寄りました。野菜や果物はありましたが、大豆製品はほとんど残っていませんでした。

乾麺の在庫はまだありました。

袋麺やカップラーメンなどもありますが、いつもよりもかなり少ないです。

お茶は残っていましたが、水がほんの少しだけありました。

卵はありました。

パスタ類もまだ大丈夫。

肉類は空っぽでした。

魚は少しありました。

さすが北海道。鮭はありました。

9月9日(日)自宅近くのスーパー

この日も陶芸教室の帰りに寄ったので、前日と同じぐらいの時間です。やはり大豆製品は品薄でした。

パン屋さんの営業も始まっていましたが、種類はほんの少しだけでした。

乾麺は残っていますね。

冷凍食品は空っぽです。このエリアは停電している時間が長かったので、全て処分したのでしょう。

水はコントレックスしか残っていませんでした。

前日あった卵は品切れでした。

肉類はまだ空っぽでした。

魚類は前日同様ありましたが、前日見かけなかった刺身もありました。

ご近所野菜はありましたが、地域によってはかなり不足していたようです。

9月13日(木)自宅近くのスーパー

地震から1週間経ちました。まだ少なめですが、パンの種類が増えました。

水も少し増えました。

麺類も戻ってきました。

卵もたっぷり。

乳製品はまだ品薄でした。

豆腐、納豆はまだ品薄でした。入荷してもすぐに売れてしまうのでしょう。

肉類は普段どおりまで戻りました。

空っぽだった冷凍の肉も戻りました。

魚の種類も増えてきました。

刺身は値引きシールが付くほどになりました。

野菜もほぼ通常通りまで戻っていました。

食品に関しては、1週間でほぼ戻ったと思います。地域によって差はあると思いますが、乳製品や大豆製品も3日後には元通りになっていました。

こうやって品物が増えてくると、値引きシールが貼られる割合も増えてきます。世の中には満足に食べることができない人も沢山います。無駄にすることのないように消費していきたいですね。

今回の地震の影響で、あちこちの観光地ではキャンセルが相次いでいて、観光業にも大きな被害が出ています。震源地に近いところはまだ不便な生活を送っていますが、北海道はとても広いです。

地震の10日後になりますが、2泊3日で黒岳でテント泊をしてきました。紅葉のピークを迎えていましたが、やはり外国人観光客の姿は少なかったように思います。

3日目は朝から雨だったので、予定を変更して早めに切り上げましたが、山の中はいつもと変わらない美しさでした。

今年歩きたいと思っていた大雪山のトムラウシと十勝連峰のオプタテシケを繋ぐルートを残してしまいましたが、時期的に厳しくなってきたので、冬の間に体力作りをして、来年の目標にしたいと思います。

まだ正式な告知をしていませんが、11月24日(土)に太郎吉蔵(滝川駅前)で、陶芸作品と山の写真を展示するイベントを行います。本格的な準備はこれからになりますが、陶芸、写真、ムービー制作、フォトブック制作をしていきたいと思います。

がんばろう、北海道。

私もがんばろう。