5月18日に窯出しした器たちがあったんですけど、やっと写真を撮りました。イメージ通りの色が出たものもあれば、ずいぶんかけ離れちゃったのもありました。今なら次のロットにも間に合うので、イメージに近づけられるようにがんばっていきます。
夜、室内での撮影は難しいので、スタジオセットを使うのが一番いいんですけど、肝心のライトを切らしてしまったので、電気スタンドと白いロール紙を使って撮影しました。一方向からライトを当ててるので、影が強く出てすぎてあまりキレイに撮れなかったです。私の作品は白い器が多いので、今度は半畳の畳を使おうと思っています。いい条件で撮影ができると、実物よりもよく見えることもあるので、ここは結構重要なポイントだと思います。
えべつやきもの市の出品用に作ったものですが、facebook友達には先行発売しています。お料理を盛り付けた使用写真を送ってもらうのが本当の狙いです。誰でも巻き込むのが私の作戦なのでね。
それじゃ、サクッとご紹介します。
Yukidoke – ボート
定番のYukidokeシリーズです。イメージしていたいつもの色とは少し違って、マット感が強いように思います。釉薬を重ね掛けしているので、少しずつ模様が違っています。
ご覧の通り、4枚しかありません。それなりに重なります、それなりです。ほどよい深さがあり、使いやすいと思います。カレーやパスタだとハーフサイズぐらいになります。
大きさはCDケース(14×12cm)と比較してみることにします。
高さは定規で測ってみます。約3.5cmありました。
Yukidoke – 楕円
同じYukidokeシリーズの楕円形です。タタラ作品を作るときは石膏型を使っているので、後から同じものを注文されたときにすぐ対応できます。違う粘土を使うとガラッと雰囲気が変わりますが、これまで作った器たちの中で、ダントツで里親が多いと思います。大きすぎず、小さすぎず、ほどよい深さがあり、とてもシンプルです。
ご覧の通り、こちらも4枚しかありません。ヤル気あんのか?って感じですが、15枚注文されたらパニックになりますね。(>▽<;; アセアセ 使いやすい大きさで、それなりに重なります。
大きさはこんな感じです。
高さは約3cmです。
お次は、自分ではイマイチかなと思ったけど、周囲の評判がよかったお皿です。長方形のお皿は人気がありますね。ほぼ平らなので、水分を含まない焼き魚やお刺身、スイーツなどにもいいと思います。もっと白くなる予想でしたが、生成りっぽいですね。3枚並べて線が繋がるように濃淡の違う呉須を使って、サラッと筆を入れました。絵付けをするといつもやりすぎる傾向にあるので、控えめにして正解だったのかもしれません。
3枚釉薬を掛けたんですけど、焼き上がったのは2枚だけでした。それなりに重なります。
横幅は30cm弱ぐらいはあると思います。なかなか使いやすそうな大きさです。
高さはほとんどありません。ほとんどフラットなので、汁の出るものは厳禁です。
お次は新しい型を使った新作です。タタラ作品の中では過去最高の大きさです。マスキングテープで釉薬を抜こうと思ったけど、中途半端に掛かってしまい、残念な結果になりました。白マットの濃度テストを兼ねているので、右側は1回、左側は2回掛けています。微妙に色が違うのがわかりますね。パスタによさそうです。重さは860gほどありました。
こちらも同じ型を使っています。呉須のラインを流す予定が、釉薬を掛ける順番を間違ってしまって、全く流れず、緑のガラスを敷いて夏のイメージにするつもりでしたが、残念な結果になりました。粘土の厚さなどの条件は同じなのに、重さ830gで、上の器よりも軽いんです。ガラスの分だけ重そうに見えるんですけどね。
もう1枚違う釉薬を掛けましたが、焼き上がったのは2枚だけでした。たくさんお皿を洗うのは面倒なので、ワンプレートで済ませたいという人にもいいと思います。
大きさもなかなかです。30cm近くあると思います。
高さも3cmほどあるので、幅広く使えそうです。
イラストレーターKとコラボしたニャンコマグができました。某キャラクターの絵を参考にしているため、色々な問題に引っかかりそうなので、個人的に使おうと思います。濃度の違う呉須を3種類用意しましたが、発色もよくて、イメージ通りの色になりました。
う~ん、かわいいニャ~。
最後はみっちぃの陶芸教室にやってきた小学生が、大胆なサインを入れたマグです。
まだ焼いてもらっていない作品もぼちぼちありましたが、色のイメージがつかみやすくなりました。まだまだ作るので、お楽しみに。