この日記は陶芸を始めた頃から続けていたブログ「アメニモマケズ、カゼニモマケズ」から引っ越してきたものです。以前は、作陶の記録と陶芸への熱い想いを綴っていました。
コロナ期間中はそれまで通っていた陶芸教室も閉鎖になり、2020年から休日のほとんどを山で過ごすようになりました。粘土に向き合う時間が短くなり、気持ちも離れていき、もう辞めるんじゃないかと自分でも思っていました。
コロナも落ち着き、陶芸教室やサークル活動が再開しました。気持ちは離れたままでしたが、続けるにしても辞めるにしてもあと一年ぐらいがんばってみようと環境を変えてみることにしたのです。
芸術の森の陶工房に通うことにしました。陶芸が好きな方々が精力的に制作している様子を見て大いに刺激を受けました。私も粘土に触れることが好きなのだと再認識しました。
やっと気持ちが固まり、自分の窯を持ちたいと思うようになりました。50歳の節目に再スタートを切ることにしました。まだ以前のように言葉が出てこなし、ロクロの腕も落ちていますが、前に進んでいけそうです。
2024年6月、紆余曲折ありましたが、赤平市内にかつて生鮮市場だった蒲鉾倉庫を見つけました。持ち主を探し、売買交渉をして購入することになりました。
2024年7月7日、織姫と彦星が再開する七夕に開窯しましたが、その後、ポンコツっぷりが浮き彫りになってきたので「ポンコツ陶芸日記」というカテゴリで記録を残していきます。