「えべつやきもの市」が終了しました。これまで経験したことのないような灼熱の2日間でしたが、本当に沢山のお客さんが会場に足を運んでくれました。私達のブースはシャトルバス乗降場のすぐ近くのとてもいい場所でしたが、強い陽射しをダイレクトに受けた器たちは、火傷するんじゃないかというほど熱を帯びてしまいました。
初日は風があったので、日陰になれば涼しさも感じられましたが、2日目は無風でした。暑さというのは想像以上に体力を削ぎ落とされます。来場者の中には熱中症になった人がいたようで、救急車が来ていましたが、私達も危なかったと思います。
いつもの年なら、お客さんが少なくなってくる2日目の午後から、一眼レフを持って他の作家さんのブースを回って、顔馴染みの作家さんにご挨拶をしたり、新しい作家さんを探しに行くのですが、今年は暑すぎて身動きが取れなかったです。しかも、一眼レフを車の中に置いてきてしまったので、2日目の写真はありません。駐車場に取りに行く元気は残ってなかったですね。
ありがたいことに「これは残るだろう」というもの以外はほとんどなくなったように思います。一緒に出店していたari*ちゃんの器もほとんどなくなりました。
ヤマレコを見て来てくれた方も多かったようで「キリンのマグありませんか?」と聞かれることがありましたが、すでに売り切れていました。あのマグを指名してくるなんて、ヤマレコ効果はすごいなと思いました。(^^ゞ
今回はアイキャッチになりそうな派手な柄のマグを多めに作りました。1つだけ黄色ベースを作りましたが、若い女の子が気に入ってくれたようで、ノーマルタイプと合わせて2つ買ってくれました。
これまで、こうしたイベントに出店すると、知り合いが会場までわざわざ足を運んでくれて、ご祝儀で買ってくれるというケースが多かったんですが、去年あたりからは、作品を見て買ってくれる人が増えてきたように感じました。売上の記録を付けるときに年代や性別などの情報を記録しているんですが、半分ぐらいは初めての里親さんだったと思います。
ヘンテコなマグをいくつも手に取り「これがいいね」と選んでくれる瞬間はたまらなく嬉しいものです。
ari*ちゃんと相談して、来年の「えべつやきもの市」への出店は日程的に難しいかなという結論に至りましたが、他のイベントには出たいと思っています。
ご来店いただいた方、器たちの里親になってくれた方、本当にありがとうございました。
このイベントの終了の合図と共に、陶芸スイッチが切れて、夏山スイッチが入ります。まだ疲労から回復していませんが、これからは北海道の自然を満喫しにお山へ繰り出すと思います。
山の写真と海外の写真をメインにしたブログを準備しているので、近いうちにお知らせします。
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