しばらくブログを放置していましたが、すこぶる元気にやっております。今シーズンは雪がとても多く、ゲレンデに繰り出す回数がさらに増え、50回を越える勢いです。3月に入り、雨音でパウダースイッチが切れ、陶芸スイッチが入りました。出店が決まったイベントもありますので、ぼちぼちと制作をし始めています。
昨年末の窯出しでは、過去最大数の失敗作を生み出したものの、いい感じで焼き上がったものがありました。化粧土の掻き落としですが、透明の釉薬を2~3倍に希釈して潜らせたもので、マットな仕上がりが気に入りました。その年によって好きなテイストが変わりますが、しばらくは粉引きや掻き落としが多くなると思います。蕎麦猪口のつもりで作りましたが、セットの蓋を作れば茶碗蒸しにも良さそうです。
下のスープカップはクリスマスパーティで使おうと思っていたのに、間に合わなかったというものです。これまではスタッキング重視の大きめスープカップを作っていましたが、今回は小ぶりなタイプです。内側にチタンマット釉を使っていて、イメージ通りに発色しなかったんですが、お友達からは案外評判がよかったように思います。
失敗したおびただしい器たちは持ち帰らずに処分してもらいました。写真は撮ったので、何が悪かったのか検証したいと思います。10年以上やっててこんなにひどかった窯出しはなかったと思います。