もぐさ土

ロクロ成形

使いやすく、重ねやすいこと。

最近のお気に入りは大きめのスープカップです。取っ手のある器の場合、重ねて保管するのが難しくて意外と収納スペースを取ってしまうんですが、この位置ならば、それなりに重ねて収納できるんです。パッと見た感じは「使いやすさはどうなのかな?」と思いましたが、これが案外使いやすくて、とてもいい感じなんですよ。大きくて、深さがあれば、とりあえず何でも入れられるしね。自分用におろしたスープカップは、飲むヨーグルトを入れて、ゴクゴクと飲んでいますが、野菜をたっぷり使った食べるスープにピッタリです。
採取した粘土の研究

あの粘土の窯出し

4点制作し、釉薬を掛けて、本焼き待ちだったんですが、窯に入れてもらえなかったものもあり、全てが揃っていなかったんですが、イベント用に作った器たちと一緒に焼き上がりました~。工事業者の方からお話をもらったのは去年の6月だったので、9ヶ月近くかかったことになります。いや~、長かったですね。
ロクロ成形

今年の目標に向かって

昨年から大量にキャンドルポットを作ったことはとてもいい経験になりました。キャンドルポットに関しては、質ではなく量を意識して作ったので、精度に関してはまるでダメなんですが、成形や穴開け作業にどのぐらいの時間がかかるのかが、よくわかりました。100個を挽いたり、削ったりすることは、これまでのトレーニングの甲斐もあり、さほど問題はなかったんですが、とにかく大変だったのが穴開け作業でした。そもそも手先が器用なタイプではないし、コツコツした作業は苦手なので、まるで向いてないんだから。よく諦めないで出来たと思います。私にしては上出来です。
ひと手間

試作はボツで、ぶっつけ本番。

3月のイベントに向けて、水面下で準備を進めているんですが、時間がかかる細かな作業は持ち帰って作業しています。2週間前に削り終わった器たちに穴を開けたり、ちょっと細工を加えておきました。今回のポットは本焼きまでするので、釉薬で穴が塞がらないように大きめにして、穴の数も控えめにしています。
ロクロ成形

洗面器が湿台に変わった日

陶芸をする人ならば、湿台(シッタ)と言えば何のことか分かると思いますが、時々使わない人もいるんですよね。高台を削るときに口が傷つかないように作品を乗せる台のことです。削る器の大きさに合わせるので、湿台も何種類か必要になります。一般的にはロクロで筒状に挽いたものを素焼きして使うことが多いです。
タタラ・手びねり

1時間で出来ること

嵐と永ちゃんのコンサートが同じ日にあるので、今日の札幌は一年のうちで一番混雑するのではないでしょうか。公共交通機関は増便が出るほどの混雑ぶりだそうです。私もコンサートではありませんが、別件で午後から札幌へ行きます。昨晩、手ロクロで成形したテラコッタ粘土の制作を進めていきたいので、午前中に陶芸教室にやってきました。できるだけたくさん作ろうと思っているので、こういうときは電動ロクロの出番です。電動ロクロは準備と片付けに時間がかかるんですが、それでも手ロクロよりは効率がいいと思います。昨日がんばっても10個しか作れなかったので、今日はそれ以上作りたいですね。
タタラ・手びねり

年末年始、大皿はいかがですか?

今日は朝から陶芸の予定でしたが、気が付いたらほとんど昼になっていました。この時期は団体の陶芸体験もほとんどないし、先生の講座がない日は他の生徒さんも来ないので貸切状態になります。いつも遊びに行ってばかりのようだけど、私だって、やる時はやるんです。まずは、昨日作ったタタラのお皿を仕上げます。縁がギザギザしているので、濡らしたなめし皮で滑らかにしていきます。素焼きをしてから、サンドペーパーで縁を滑らかにする人もいますが、削ったカスが作品に残ってしまい、釉薬がキレイに乗らないことがあるので、この段階で処理するのが一番いいと思います。硬くなりすぎたら水につければいいし、ダメだと思ったら、そのまま土に戻すこともできます。
採取した粘土の研究

あの粘土を削ってみる。

ひょんなことから、採取した粘土の研究をしています。先週、フルイに掛けた粘土を「もぐさ土」とブレンドして、マグやお茶碗などを挽いておきました。あのフルイに掛ける作業はとにかく地味で、面倒だな~なんて思いながら作業したんですが、いつも使う市販の粘土よりもずっと時間と手間隙を掛けているせいか、回を重ねるごとに思い入れが強くなってきたんです。予想では赤っぽい色になるとみていますが、そもそも成功するかどうかはまだ分からないんです。
採取した粘土の研究

あの粘土を挽いてみる。

昨日、フルイに掛けて準備した粘土は乾燥状態で800gあり、水を足して練り返すと850gになりました。ブレンドする粘土は「もぐさ土(焼成温度は1,200~1,300℃)」にしましたが、採取した粘土より少ない800gを混ぜ合わせました。この「もぐさ土」は初めて使うんですが、もっさりした粘土なのかな~と思っていたけど、ちょうどいいキメの細かさで、ロクロ挽きもしやすそうです。