十勝岳~美瑛岳

9月30日(月)晴れ

週末は行楽日和でした。土曜日は朝から晩までずっと陶芸をしていましたが、日曜日は全道的に快晴予報だったので、近くの十勝連峰に行きました。

久しく晴れの山頂に立っていない「美瑛岳」を目指すことにしました。我が家から登山口まで1時間半、ロープウェイやリフトなどの誘惑がなく、駐車場も無料なので、山に登って下りるだけならば、ガソリン代しかかかりません。

美瑛岳に近い登山口は「望岳台」か「美瑛富士登山口」です。どちらも白金温泉エリアで、有名な観光スポットの「青い池」があります。15年前に見に行った時は、カメラマンや一部の人にしか知られていなくて、テトラポットの上を渡っていくような感じでしたが、今では多くの観光客が訪れるようになりました。

そこからさらに山の方に進むと「望岳台」がありますが、ここは十勝連峰が端から端まで見渡せます。60台ほど停められる広い駐車場がありますが、車は路肩まで溢れかえっていました。

数年前に防災シェルターが改築されています。十勝岳は活火山なので、噴火から身を守るための緊急避難施設としての役割もありますが、平時は休憩所として利用できます。

先週から朝晩の冷え込みが強くなり、紅葉が見頃を迎えていました。十勝岳は「日本百名山」なので、本州からの登山者も多いです。

望岳台は大小の石がゴロゴロしていて、優しいトレイルではありませんが、十勝岳への最短ルートになるので、ここから登る人は多いです。

風の影響を受けやすく、避難小屋付近から暴風になることもありますが、昨日は朝からずっと天気が良く、見事な雲海からのスタートになりました。

空は雲一つなく、ほんのり冷たい風が気持ちよく、最高のハイキング日和で、多くの登山者で賑わっていたので、軽く行動食を食べて、次の目的地に向かいました。

十勝岳から美瑛岳までは2時間ほどのハイキングコースですが、ここを歩く人は一気に少なくなります。富士山の砂走りのような所もあり、トレイルの変化も楽しめました。

ここは周回ルートがあるので、同じ道を引き返すことなく、急斜面のポンピ沢を下り、函状の沢を越えて、雲ノ平分岐を過ぎ、望岳台に下山しました。

美瑛岳は4年ぶり4回目ですが、山頂に着く頃には雲の中ということも多かったので、とても条件の良い日に登れました。

8時間、約16kmの絶景ハイキングでした。

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