6月27日(木)晴れ
昨日の北海道新聞に「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生したという記事がありました。
急峻な山容が特徴の日高山脈は渡渉、急登、藪漕ぎの三重苦に加え、稜線に出てからも容赦ないアップダウンが続きます。主峰の「幌尻岳」は日本百名山の中でも最難関と言われています。
しかし、目の前に広がる世界はそれまでの山とは一味も二味も違います。
そもそも日本百名山というのは、文学者の「深田久弥」というおっちゃんが選んだ100座なのですが、この本を読んだ人も(読んでいない人も)そのリストに載った山に登るために行動するのです。
山に登る体力があり、文章で人の心を掴み、動かすことができるのです。これは、私の目標でもあります。
百名山は登山者も多く、整備も行き届いているので、知らない土地へ行った時の候補としては最適だと思います。
しかし、悪天候でも強行突破する登山者がいて、最悪の場合、命を落とすという問題もあります。
去年は何度か日高の山に登りましたが、印象的だった「エサオマントッタベツ岳」のドローン映像をお届けします。
日高山脈の中心付近、百名山でも二百名山でもありませんが、カール地形が特徴の痺れるお山でした。
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